くりっく365で勝手に注文が取り消された → 新規指し値はOKだが、利食い指し値は駄目?
前回、「GMOクリック証券 くりっく365」でのFX指値注文が注文期限内にも関わらず、週明けの相場が始まった時点で注文が失効してしまった。なぜ期限内にも関わらず、注文が失効扱いで取り消されたのか? …という所まで書いたと思います。
この疑問に関して即座にGMOに問い合わせています。
8/8の朝にCHF/JPYの売り注文が3枚失効しました。
注文の内、一つは以下の通りです。
下記の注文が失効いたしました。
通貨ペア:CHF/JPY
取引-売買:新規 - 売
[注文内容]
注文番号:0117
受注日時:07/25 09:38
注文タイプ:IFD
発注数:1
注文価格:109.88
執行条件:指値
有効期限:10/25 10:00
有効期限は10/25なのに何故、注文が失効するのですか?
そ
れに私の口座にはCHF/JPY売り注文をしているのに、注文番号 0107 0108 のように失効せず残っている注文もあります。同じCHF/JPY
売り注文で有効期限内なのに勝手に取り消される注文があれば、残っている注文も有る…全く意味が判りません。何故こんな事になるのですか?有効期限内の注
文を勝手に失効させないで下さい!
補足:注文番号 0107はCHF/JPYの109.33での売り。 0108はCHF/JPYの111.30での売りでした。 この2つの注文は失効していないのに注文番号:0117の109.88の売りは期限内にも関わらず失効させられたので問い合わせたのです。
GMOクリック証券の回答
くりっく365取引におきましては、「週末まで」または「日時指定」で翌営業日以降を指定して発注し、当日の取引終了時間までに全量約定もしくは取消、失効されなかった場合は、プレオープン時に取引所へ繰越注文が発注されます。
これを全量約定もしくは取消、失効されるまで、指定した有効期限の日時まで注文を繰り返します。
繰越注文時に注文受付可能幅の範囲外となる注文は失効されます。
注文の失効の判定は、毎週月曜日のプレオープン時に行われます。
7月25日(月)に発注されたIFD注文は下記レートで発注をしていただいておりました。
新規売 109.88[指値]
決済買 107.88[指値]
注文受付可能幅は、スイスフラン/円の場合、プラスマイナス3円となっております。
なお、注文受付可能幅は誤発注を防ぐため、お客様の不利になる条件を注文価格として指定した注文(高すぎる注文価格を指定した買いの指値注文や売りのトリガ注文(逆指値注文)など)に制限をかけています。
そのため、今回のご注文に関しましては決済買注文の107.88円が実質レートから3円以上離れた高すぎる注文価格であるとされ、注文自体が失効されたものになります。
なお、8/1(月)の始値は105.4円で決済買の指値レートから3円以上離れていなかったため失効せず、本日8/8(月)の始値において103.7と3円以上離れたレートで始まったため、注文が失効いたしました。
くりっく365の注文の有効期限につきましては、下記取引ルールをご確認くださいますようお願いいたします。
■くりっく365 取引ルール
https://www.click-sec.com/corp/guide/c365/rule/
要約すると、「月曜のオープンより、プラスマイナス3円以上離れたレート(CHFの場合)の注文を入れていたら、誤発注やお客様の不利になる条件ということで失効させます」といったところでしょうか?
しかしこれでも意味が判りません
決済買注文の107.88円が実質レートから3円以上離れた高すぎる注文価格とされ削除されたとの回答ですが、決済買いを入れていない、CHF/JPYの109.33と111.30での売りは削除されていない訳です。
つまり仕込み用の新規売りだけの注文はどれだけレートが離れていようと消されない。
しかし、利食い用の決済買いを追加で入れたIFDだと削除対象になってしまう。
これでは納得いかないので追加で質問をしました。
次回、最終回へと続きます。
真実を伝える!『元・金融機関員のFXブログ』 というFX情報の総括的な検証サイトを運営しています。 FX歴は9年目で、日経225・金・原油なども取引しています。
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