《東洋経済ONLINEでコラム掲載中》混乱のままでは損をする
おはようございます、松下です。
毎週土曜日は、投資に関連するテーマの
コラムをお届けしています。
今日のテーマは、「混乱」です。
投資家は常に混乱しています。
おそらくあなたもそうだと思います。
その混乱を消すためにはどうすればいいのか?
今日のコラムが、その答えを与えてくれると思います。
【コラム】松下誠の投資探究
第181回「混乱」
混乱とは、物事が入り乱れて秩序をなくすこと。いろいろなものが
入りまじって、整理がつかなくなること。(デジタル大辞泉より)
投資家という人種は、いつも混乱している。値動きは短時間に
限ってみれば、秩序なく動いており、値動きに目と心を
奪われてしまえば混乱から抜け出すことはできない。
混乱の中では利益を上げることなどできず、資金を失い続ける。
一旦混乱に陥った投資家は、そこから抜け出す必要がある。
短時間の値動きに目を奪われるのではなく、その場を離れて
心を落ち着け、何が混ざり合っているのか、1つ1つを
解きほぐしていかなければならない。混ざり合って
混乱しているものごとは、決して無限に存在するわけではなく、
せいぜいいくつかの限定された要素である。1つ1つ
解きほぐしていけば、やがて混乱は解けて消える。
その時、投資家は混乱から解消されて、落ち着いて
売買に臨めるようになる。利益を上げるのは、それからだ。
投資家はいつも混乱している。その混乱は、落ち着いて
解きほぐさない限り、勝手に解けて無くなることはない。
混乱に陥った時には、焦らず市場から距離を置き、
1つずつ混乱を解きほぐそう。そうすれば、
落ち着いた心の中で利益を上げられるようになる。
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よろしいですか?