2010年秋頃から「ドル/円の下落局面はじきに終わり、底入れ・反発後は2015~2016年にかけて125~130円あたりまで上昇する」とレポートしていた筆者がデイリーで配信致します。
主に〔ドル/円、クロス円、ユーロ/ドル、日経平均株価〕などの動きに注目し、日々最も興味深い投資対象をピックアップし、各々についてファンダメンタルズ&テクニカルの両面からのアプローチを試みます。
具体的かつ有望と思われる投資戦略を考え、ご披露させていただきます。
2010年秋頃から「ドル/円の下落局面はじきに終わり、底入れ・反発後は2015~2016年にかけて125~130円あたりまで上昇する」とレポートしていた筆者がデイリーで配信致します。
主に〔ドル/円、クロス円、ユーロ/ドル、日経平均株価〕などの動きに注目し、日々最も興味深い投資対象をピックアップし、各々についてファンダメンタルズ&テクニカルの両面からのアプローチを試みます。
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株式会社アルフィナンツ
代表 田嶋 智太郎
1988年慶應義塾大学を卒業後、現三菱UFJモルガン・スタンレー証券勤務を経て経済ジャーナリストに転身。
主に金融・経済全般から戦略的な企業経営、引いては個人の資産形成、資金運用まで幅広い範囲を分析・研究。
民間企業や金融機関、新聞社、自治体、各種商工団体等の主催する講演会、セミナー、研修等の講師を務め、これまでの累計講演回数は約3000回に上る。
活字メディアの連載執筆、コメント掲載多数。
また、
・日経BizGate「先読み&深読み 経済トレンドウォッチ」
・マネーパートナーズ「外貨投資 転ばぬ先の智慧」
・マネックス証券「田嶋智太郎の外国為替攻略法」
・外為オンライン「外為ラボ」
など、数多のWEBサイトで経済・経営のコラム執筆を担当し、株式・外為・商品などの投資ストラテジストとしても高い評価を得る。
ほかに、自由国民社『現代用語の基礎知識』の「貯蓄・運用」欄の執筆を現在も担当。
これまでに、
・NHK総合「くらしの経済」
・テレビ朝日「やじうまプラス」
・BS朝日「サンデーオンライン」
・日経CNBC「ラップトゥデイ」
・ダイワ・証券情報TV「エコノミ☆マルシェ」
などのレギュラーコメンテータを歴任。
現在も
・日経CNBC「夜エクスプレス」
・ラジオ日経「北野誠のFXやったるで!」
・「夜トレ」
などに随時出演している。
主な著書は
・「上昇する米国経済に乗って儲ける法」(自由国民社)
・「FXチャート儲けの方程式」(アルケミクス)
・「株に成功する技術と失敗する心理」(KKベストセラーズ)
・「外貨でトクする本」(ダイヤモンド社)
など多数。
2016年07月22日11時00分(サンプル版)
■ 日銀会合を控え、ドル/円や日経225の短期的な下値リスクには要警戒
昨日(21日)の午前中、筆者はNYダウ平均連動型ETF=「NEXT FUNDSダウ・ジョーンズ工業株(1546)」とドル/円に売りを仕掛けました(1546は信用売りです)。お分かりのとおり、理由は至ってシンプルです。NYダウ平均については、一昨日(20日)まで9営業日続伸となっていたことで、あまりにも目先の過熱感が強いと誰もが考えていたことでしょう。結局、本日(22日)の1546は前日比で最大330円の値下がり(執筆時)。週末ですから、ここは素直に買い戻して利益確定しておきたいと考えます。
ドル/円については、昨日更新した「外為LAB.」(http://gaitame-lab.com/index.php)のFXレポートにも記しましたが、足下で年初から形成されていた中期下降チャネルの上辺(=1/29高値と5/30高値を結ぶレジスタンスライン)に到達したことから、とりあえず一旦売っておこうと考えました。もちろん、同水準を上抜ければ一気に上値余地は拡がるものと思われますが、ここは一旦売っておき、仮に上へ行ったら直ちに撤退というのがセオリーでしょう。
正直、まさかの黒田発言には驚かされました。ただ、例の黒田総裁に対するインタビューは6/17に収録されたものであったと後に伝わり、多分に意図的なものを感じることも事実です。とはいえ、来週にFOMCと日銀会合を控えていることから、そうでなくとも昨日あたりから様子見ムードが強まり始めるとは想定していました。もちろん、前記の「意図(的)」というのも、そうした状況との絡みでしょう。
先に、NYダウ平均を目先の過熱感から売り仕掛けたと述べましたが、それなら日経225も売っておくべきだったと思われるでしょう。実のところ、個人的には一昨日の日経225が7営業ぶりの反落となったことから、その時点で先物(ミニ)を売っています。そのため、昨日の一段高には少々ヒヤリとしましたが、昨日のナイトセッションからの大幅な下げで帳消しに…。この日経225売りのポジションは来週に持ち越します。
来週28-29日の日銀会合は市場の注目度があまりにも強く、それ相応にドル/円や日経225の下値リスクに対する警戒を要すると考えます。野村証券のレポートによれば、追加緩和の3点セットが決まったとしても、すでに織り込み済みの市場にとっては「中立」とのこと。そうであるとすれば、日銀の決定が市場の期待に届かなかった場合の反応がどうしても気になってしまうところです。もちろん、来週のなかでドル円や日経225が一旦下押す場面があれば、そこは押し目買いのチャンスということになると考えます。
※筆者は、ドル/円相場について昨年6月高値=125.85円からの下げというのは、2011年10月安値から3年余りに渡って続いた上昇に対する「調整」であると考えています。その調整期間が1年~1年半ぐらい続くのは当然であり、その調整幅が上昇に対する50%程度(50%押しは100.59円)となるのも当然であると考えます。その意味でも現在は調整の最終段階=大底圏であり、場合によっては直近安値=99円が調整の終点になった可能性もあると考えています。
田嶋 智太郎
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