井上 哲男『相場の潮流』:投資サロン - FX・株・日経225・自動売買・シグナル配信の投資情報総合サイト | MT4やEAのすべてが解かる【GogoJungle】

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潮流477 ストラテジー構築手法の整理1
配信日:2018年02月19日 08時19分
潮流477 ストラテジー構築手法の整理1

 直近、新しい読者が増えている。そのため、私がストラテジーを作成する前提と、昨年11月以降示してきたストラテジーを整理する必要があると思われる。古くからの読者の方もロジックを整理する意味でお付き合い頂きたい。

 まず、世界的に株式を投資対象として外さなくてはいけない時期とは、たったひとつ、それは、「欧米の金融機関に信用不安が伝播、連鎖する時期」と考えている。
 具体的に挙げると、1970年以降でその期間とは、サブプライムローン問題で揺れた時期(同問題の象徴的な出来事がリーマンショックである)、そして、欧州の財政危機問題が席巻した時期(ギリシャ問題、スペイン、イタリアの国債利回りが7%、8%台まで上昇していった2012年を中心とした期間)の2期間しかない。これを世界ではなく、日本にあてはめてみると、単独で「資産バブル崩壊期」が追加される。リーマンブラザーズ、山一證券、北海道拓殖銀行、日本長期信用銀行、日本債券信用銀行、いずれも、信用不安の伝播により、これらの金融機関へコールローン等により短期資金の融通を行う金融機関が無くなったことがその経営が行き詰まった理由である。そして、現在はその時期ではない。

 現在が「欧米の金融機関に信用不安が伝播、連鎖する時期」でない場合、次に必要となるのが、金融資産・商品における個別需給の精査である。この「精査」とは、日本株においては「裁定買い残動向(買い残の東証1部時価総額に占める比率)(オリジナル)」、「NET信用残高(買い残-売り残)」、「その評価損率」、「『外国人(現物+先物)動向』+(現在は)日銀ETF買い」の5週累計数値」(オリジナル)、「(井上の定める)外資系5社の日経平均先物、TOPIX先物、その合計金額」(オリジナル)、「ドル円のIMM投機筋ポジションと金利差」、「ユーロドルの同」、「IMMの対円、ユーロ、ポンド合算のドルポジション合計」、「原油先物の投機筋ポジション」、「金先物の投機筋+商業のポジション」など、多岐に亘り、そのときどきで必要と思われるものをこの紙面で披露している。

 そして、「需給面」で不安がない場合に最後にストラテジー構築の材料となるものが、「テクニカル判断」と「定性」である。
 「テクニカル判断」とは、このメルマガにおいて朝の配信の順番が最も早い「Sign」において示しているが、「定量的(システム売買)」なサインである。これは、メルマガ開始当初から、私が往年ファンドマネージャーとしてファンドのテクニカル運用として用いたもの、証券会社の商品部門(デイーラー部門)や金融機関(機関投資家)に毎日の投資顧問助言(サイン)として用いていた20近くのものの中から、個人のリスク許容度、売買執行頻度に耐えうるであろうと判断した数種類を示している。

 この「定量的なサイン」は、過去の「潮流」において、ヒストリカルなバックテストの結果を開示したうえで採用している。無論、ここで再掲することはできないが、これにより売買助言を行う際には、この部分にも再度触れるようにしている。(今回、2/8のポジション組成時にも、過去データ(最大、平均評価損も含む)を開示している)

 ここで話は逸れるが、ひとつ触れておきたいことがある。それは、テクニカルアナリストの手法披露において、「ここまできたら『買い』、ここまできたら『売り』」と、1つのサインを「買い」と「売り」の両方に適用する人が多いということである。
 テクニカルを教科書的に教える場合、イメージとしてこのことを教えることは決して否定はしない。しかし、テクニカル手法の披露の前に、その手法のバックテストを精査に行えば行うほど、また、株式のみならず、他の金融商品にもその範囲を広げれば広げるほど、2つの結論に突き当たる。それは、「『買い』と『売り』の両方に適用できる都合の良いサインとは、そうそう無い」ということと、「圧倒的に『買いサイン』として有効なものが多い」ということである。(続く)

* 本編はここまでにして、現在モニタリングをしている4つの指標、(「ダウ:RSI14日の5日平均+10日平均」、「日経平均:RSI14日の5日平均+10日平均」、「(米国)VIX可視化指数」、「(日経平均)VI可視化指数」のうち、既報のとおり、「(米国)VIX可視化指数」:2/9:61.1で底入れ(このことが先週を通じた米国株高に繋がったのかもしれない)、「(日経平均)VI可視化指数」:2/13、2/14:76.2で底入れ、に続いて、先週金曜日に「ダウ:RSI14日の5日平均+10日平均」においても、前日2/15の数字から上昇(68.31→ 69.62)し、底入れを一旦示唆している。残るは、「日経平均:RSI14日の5日平均+10日平均」であるが、これも先週末の「潮流」に書いたように早ければ明日(今日の可能性もある)にも底入れするタイミングに入ってくる。買いのせ等については明日以降記すこととする。
サンプル2
180219MD 値幅はあるもののVIXは「何かあったのですか」と言わんばかりの3日連続20%割れ
配信日:2018年02月19日 07時10分

サンプル3
180219 No-sign ダウは2日続けてサインゼロ。225も買い2つで変化なし
配信日:2018年02月19日 07時05分

サンプル4
グラフの添付のみです
配信日:2018年02月16日 09時04分
グラフの添付のみです
サンプル5
潮流476 井上VIX、VI可視化指数は底入れ
配信日:2018年02月16日 09時03分
潮流476 井上VIX、VI可視化指数は底入れ

 ダウは5連騰、5日間の累計上昇率は5.6%となり、終値の水準は、2回の1000ドル超の下げ直前に、あと320ドルという水準にまで戻している。1回目の1000ドル超下げの前日、結果的に665ドル下げた2/2のザラ場中の水準ということである。

 無論、2日続けて20%割れとなったVIXの数字ほど相場が落ち着いた印象はないが、それでも、昨夜のNYSEの出来高825百万株(低水準)、3日間平均での出来高854百万株(同じく低水準)という数字は、昨日書いたように、アルゴが下げ局面で暴れきれない状態に戻りつつあることを示している。過去、このような一時的な沈静化を見せた後に、余震でまた暴れることはあるが、それは“さらに『一時的なこと』“であった。「本震」より大きい「余震」はこれまで株式市場に起きていない。(無論、”揺れ“という意味。水準で言えば、リーマンショック(2008年9月)後の2ヶ月以内の安値よりも、翌年3月水準の方が下回ったように、一概には言えない)

 日米RSI、VIX、VIという現在モニタリングしている4つのグラフのうち、「井上VIX可視化指数」(グラフ3)がいち早く底打ち(2/9:61.1%)をしたことはお知らせしたが、昨夜時点で同数値は65.1%となっており、「本震」は去ったことを示している。

 そして、昨日、日経平均においても「井上VI可視化指数」(グラフ4)が底打ちを示した。2/13、2/14と76.2%であった数値が、昨日77.3%と一旦の底入れを示したのである。緑の丸で囲った部分は、過去に「井上VI可視化指数」が90%を割り込んで底を打った際の日経平均の水準である。指数はそこを底として、または、数日の期間を経て、底入れから上昇に向かっていることが見て取れる。私が示すことができるのは、このような「過去の事実」だけである。

 「RSI14日の5日平均+10日平均」もダウ(グラフ1)、日経平均(グラフ2)の双方を添付する。
 その数値は、前者が69.06→ 68.31、後者が47.11→ 46.49とまだ低下しているが、来週火曜日(2/20)以降、底打ちとなる可能性が高まってきたことを付け加えておく。
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