井上 哲男『相場の潮流』:投資サロン - FX・株・日経225・自動売買・シグナル配信の投資情報総合サイト | MT4やEAのすべてが解かる【GogoJungle】

サンプル1
潮流442 ズロチって知ってます?2 為替連載6
配信日:2017年12月22日 09時14分
潮流442 ズロチって知ってます? 2
為替連載6

 ポーランドの通貨である「ズロチ」。実は、これが今年、今のところ、対円で最もパフォーマンスの良かった通貨である。このズロチは市場で別の呼称があるのだが、それは「金利のあるユーロ」というものだ。

 「金利差」。これはやはり為替において、時に、需給よりも大きな、そして、長い期間の説明力を持つものだ。
 グラフ1をご覧頂きたい。これは、10年物、2年物の日米国債利回り格差(米国トレジャリーボンド-日本国債JGB)とドル円の推移を表したものであるが、何十年に亘り、この為替推移に対する説明力は、2年債の利回り格差が10年債の利回り格差に比べて大きかったのであるが、楕円で示したように、昨年の大統領選以降、というよりも、FEDによる利上げが本格化することが市場のコンセンサスとなってからは、10年債の利回り格差の方が、明らかに説明力が増している。

 このオレンジ(2年債GAP)とグレー(10年債GAP)の差が詰まってきていることは、イールドカーブが全体的に上方にシフトはしているが、ややフラット化しているということも示している。2年債の利回り上昇に比べて10年債のそれの方が緩やかということである。2000年以前は、(政策)金利が上昇する際には、ムチのしなりと同じく、残存期間の長い債券の利回り上昇の方が早く、そして、大きく示現したものであるが、今回については、特に、それが起きず、フラット化していることが分かる。

 これはある意味、FEDが「市場との対話」に成功したことを表している。金利の急上昇が実態経済や株式市場に動揺を与えなかったことは、マクロ経済指標、とりわけ先週より数字が立て続けに発表されている(金利に敏感な)住宅関連指標が驚くほど好調でありことや、何よりも今年の米国株式市場の堅調さ、それを支えるべく順調に拡大した企業業績が示している。

 グレーの線の直近がピクンと上を向いていることにお気づきであろうか?この部分と昨日の「ここまでのまとめ」から導かれることは、投機筋需給からは「手仕舞いによるドル安円高」が示唆される(あくまでも3通貨合計でなくドル円に限って見れば)が、「金利差」は、さらなるドル高円安を示唆しているということである。

 続いて、グラフ2を見て欲しい。こちらは、ユーロドルとドイツ国債(ブンズ)と米国債(トレジャリー)の利回り格差の推移を示している。この推移と昨日のまとめ、そして「ズロチ」が今年、円に対して最もアウトパフォームしたことを踏まえて、ここからのユーロの動きを予想してみて欲しい。昨年末と現在の(投機筋)需給、そして、定性的な不安、期待材料も含めた下名の見込みは次回お届けする。
サンプル2
171222MD NYSE2日連続8億株割れのクリスマスモード
配信日:2017年12月22日 08時22分

サンプル3
RU銘柄 水産農林トップ銘柄 1381 アクシーズ
配信日:2017年12月22日 07時55分
RU銘柄 1381 アクシーズ
東証ジャスダック・スタンダード 6月決算
総合順位:345位/3326社中
同業種順位:1位/11社中
(同業:水産・農林)

・鶏肉の加工、販売中心
・生産工程での歩留まり改善
・「薩摩ハーブ」などブランド鶏育成
・増収増益で年間配当45円見込む
・水産農林業トップ銘柄

(バリュエーション)(12/15)
株価:4040円
売買単位:100株
PER:11.34倍
PBR:2.10倍
(前期ベース)ROE:20.26%
(実績ベース)配当利回り:1.11%

* 「RU」=ランクアップ。今回の定義は、11月末基準において、総合ランキング3326社中上位500位以内で、2017年5月基準ランキング(2016年度確定ランキング)より100位以上ランクアップした銘柄。
サンプル4
171222 No-sign 日米ともに2日連続でサインゼロ
配信日:2017年12月22日 07時30分

サンプル5
潮流441 ズロチって知ってます? 為替連載5
配信日:2017年12月21日 08時55分
潮流441 ズロチって知ってます?
為替連載5

 「Sign」に書いたように、ダウが昨夜も下げたことにより、最後まで点灯していた「25日移動平均乖離率3%超」が消え、ダウの過熱感5サインは全消滅となった。(昨日述べた)メジャーSQを経過しても、月曜日、火曜日と、今年平均さえも上回る水準であったNYSE出来高も「MD」に記したように8億株割れとなり、例年より3営業日遅れて米国株式市場はクリスマス・モード入りしたようである。

 米国にとって今年最大のイベントであった「税制改革」も成立に向けて環境が整ったが、驚くのは企業のこれを受けた方針発表が相次いでいることである。これには、一部、広告的な意味合い(発表するとニュースに取り上げられて企業イメージがアップする)も感じるが、一方で、盛り上がりを見せているESG(環境、社会、ガバナンスに配慮した経営姿勢)投資への「S」の対応の迅速さをアピールしたい意図も感じる。

 これまで(といっても今朝までの2日間)発表されたものを列挙すると、AT&Tが従業員1人あたり1000ドルのボーナス支給、フィフス・サードも従業員1人あたり1000ドルのボーナス支給+最低時給15ドルの引上げ、昨年からノルマ体制、営業姿勢で非難の矢面に立たされたウェルズ・ファーゴは、(ここぞとばかりに金融機関の先陣を切る形で発表)最低時給15ドルの引上げ+多大な寄付(来年度総額4億ドルをコミュニティやNPO向けに行う)と慈善活動(中小企業支援)。
 なんとまぁ、早い対応である。内閣が、年末(11月頃)に来年の春闘での賃上げを経団連に申し入れ(要請)、それに呼応したかのように各労働組合が賃上げベース要求試算に入り、半年後の春闘で決着する我が国とはスピードが全然違う。10年間で1兆5000億ドルの財政赤字を生み出す税制改革に対して、この恩恵を受ける企業としてのマクロ(経済)へ好影響を与えることが出来る施策を法案可決前からきちんと考えているのだ。

 税制改革に続いて、来年、トランプ政権が力を入れることは何か?
 それはおそらく、選挙公約の一つでもあった、インフラ整備への着手である。賃上げ、そして、インフラ整備。“puzzle”とイェレン議長が呼んだ「(不可思議な)インフレ率が上昇しない状態」は来年、少し状況が変わるであろう。「3回」とFED自身が予測している利上げの回数を“現時点で”支持する材料が増えつつあることを感じる。

 そうなると、ドル円はどうなるか?
 シンプルにドル堅調な動きを、“現段階では”予測していれば良いと思われる。
 これまでの為替連載は、投機筋ポジションで話を進めてきた。要旨は、ドル円の投機筋は4年前の水準ほど溜まっており、単純に考えると、この手仕舞い圧力による円高懸念があるが、ユーロドルは一方で、10年ぶりのユーロ買いドル売りポジションが溜まっており、この手仕舞いはドル高圧力である。
 これにポンドドルのポジションを加えてみると、合計でほぼフラットな状態であり、この3通貨合計投機筋ポジションが、実はこれまでのドル円相場に説明力が高かった(ゆえに、今年のドル円はボラティリティも小さく、動かなかった)ことを考えると、ドル円の方向性示唆という意味で、現在需給要因はフラットである、とうもの。

 明日は、“需給要因以外として考えている”と以前に述べた、「金利差」について述べる。「ズロチ」(本日出てこなくてすみません)が意味することも、である。また、本日の「潮流」で述べた、米国のインフレ率の上昇期待も明日の伏線である。
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