江守哲のリアルトレーディング・ストラテジー:投資サロン - FX・株・日経225・自動売買・シグナル配信の投資情報総合サイト | MT4やEAのすべてが解かる【fx-on.com】

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持論のリスクオフがあられるのはいいのですがトレードでそれを引っ張られるとこの秋のような相場では私は損失を被りました。 チャートに...
2016/11/24 16:20  kou
勉強になります!
現物株の長期投資は株歴10年以上ですが、短期売買は半年ほど前に始めました。 リーマンショックのときは資産を大きく減らしてしまったの...
2016/10/04 01:08  Hougetu
コモディディー インデックス には 大変...
メルマガで提供される コンテンツですが セミナーなどでつかわれる膨大な資料を見ると しっかりした根拠と裏ずけがあります。各デー...
2016/06/24 06:21  drycut
8:50までの配信を希望します!
購入させていただいて3か月が経過しました。 年初からの円高による株安について、昨年末からのご指摘通りなっていることに感銘を受けて...
2016/04/15 09:55  paopao555
トレードの参考に活用
株、FX、コモディティと幅広く取引しています。 メルマガでは、それぞれの解説が詳しくなされており、江守さんご自身の手口まで教えてい...
2016/04/04 12:02  ノン
サンプル1
【2月20日のトレード戦略】今週は原油市場に注目
配信日:2017年02月20日 08時31分
おはようございます。
本日もよろしくお願いいたします。

〔EQUITY MARKET〕
米国株は小幅続伸。高値警戒感が強い中、トランプ政権の経済政策への期待感が支えた。ダウ平均は7日連続で過去最高値を更新。S&P500、ナスダック指数も過去最高値を更新した。9日にトランプ米大統領が「2〜3週間のうちに驚くような税制改正を発表する」と表明し抵抗、大型減税への期待感から「トランプラリー」が再び加速している。ただし、高値警戒感が徐々に広がっており、上値は重くなっている。また20日のプレジデンツデーの休日を控える中、この日は利益確定売りが上値を抑えたとみられている。一方、S&P500採用企業の16年第4四半期決算は前年同期比7.5%の増益となる見通し。これまでに500社中409社が決算を発表した。このうち利益がアナリスト予想を上回った企業の割合は68.7%で、長期平均の64%を上回ったが、過去4四半期の平均の71%は下回っている。17年第1四半期の一株利益については、悪化もしくは市場見通しを下回ると予測している企業は60社で、改善もしくは市場見通しを上回ると予測した企業は25社となっている。S&P500企業の今後4四半期(17年第1四半期~第4四半期)の予想PERは17.9倍となっている。2月20日からの週では52社が16年第4四半期決算を発表する予定。決算発表はすでに最終版であることから、市場の今後の関心はトランプ政権が打ち出す政策の行方に集まるだろう。フリン大統領補佐官の辞任など政権運営の混乱への懸念はあるが、それ以上にトランプ氏が掲げる景気刺激策への期待が高い。一部には、株価はすでに政策効果を大きく織り込んでいるとの指摘もあり、期待外れの内容になれば株価は大きく調整するとの見方もある。その可能性は否定できないが、現時点でそれをあらかじめ想定して動くことはできない。他の市場でヘッジしながら米国株のロングを保有しておくことが肝要であろう。20日はプレジデンツデーの祝日のため、米国株式市場は休場となる。

米コンファレンス・ボードが日発表した1月の景気先行指数は125.5となり、前月比0.6%上昇した。16年12月は0.5%上昇の124.7だった。一致指数は0.1%上昇の114.4、遅行指数は0.3%上昇の123.7。

一方、トランプ大統領は南部サウスカロライナ州の米航空機大手ボーイングの施設で演説し、米国外に工場を移転する企業は「重い罰を受けることになる」と改めて表明。トランプ政権は貿易赤字削減のため、輸入に巨額の「国境税」を課す案を検討しているが、具体策に言及しなかった。トランプ氏はボーイング従業員らを前に「貿易ルールを厳しく執行し、外国のとてつもない不正を止める」と宣言し、2国間通商交渉などを通じ、「不公正貿易」の是正を迫る意向を示した。

米国債は上昇。フランス大統領選挙への懸念や低調な英国の経済指標などを受けて、投資家のリスク選好度が低下したことから、安全資産とされる米国債に対する需要が膨らんだもよう。フランス大統領選については、大統領選の左派系候補2人が協力の可能性をめぐり協議していることが判明。左派系2人が手を組めば決選投票に進む可能性があるため、投資家のリスク選好度が低下したもようである。また英国の1月の小売売上高指数が予想外のマイナスとなったことで、英10年債利回りが3カ月ぶりの低水準を付けたことも、米国債の需要を促した。米国債の利回りが上昇せず、これが将来の市場の懸念を示しているとの指摘もある。しかし、米国発ではなく、欧州発の政治リスクであることから、米国株式市場への影響は限定的と考えられる。米10年債利回りは2.42%に低下。一時は10日以来の低水準となる2.40%まで低下する場面もあった。先週はイエレンFRB議長の議会証言での発言がタカ派的だったことで、3月に利上げが実施される可能性が意識されて米国債利回りが上昇する場面があったが、利回り上昇の勢いは見られない。CPIと小売売上高も堅調で、金利上昇の材料は整っていたが、利回り上昇でむしろ高利回りが魅力となり、国債に対する買いが回復したともいえる。そのため、リスクよりも国債利回りに着目した買いが入ったとすれば、これは懸念材料ではないともいえる。一方、FRBが3月に利上げに踏み切るためには、FOMCの1カ月前の時点で少なくとも60%の利上げ確率が市場で織り込まれている必要があるとの指摘もある。そうであれば、利上げは早くて6月ということになる。ちなみに、現在の市場での3月の利上げ確率は18%である。FRBは22日に1月31・2月1日のFOMC議事要旨を発表するが、そこで次回利上げの時期を探るうえでのヒントが示されるかに注目しておきたい。20日はプレジデンツデーの祝日のため米債券市場は休場。

ユーロ圏債券市場では、イタリア国債利回りが小幅上昇。それでも、3週間ぶりの低水準近辺で推移している。選挙の可能性への懸念が後退し、ECBの資産買い入れによる恩恵を受けるとの見方が強まったもよう。レンツィ前伊首相は自身が率いる与党民主党(PD)の党首選実施を求めたが、これが総選挙の実施時期を遅らせるとの見方につながっている。イタリア10年債利回りは3BP上昇の2.18%。ドイツ10年債利回りは0.31%に低下した。フランス10年債利回りも上昇。大統領選で左派系主要候補2人が協力の可能性について協議しているとの報道が波乱要因と受け止められた。いずれかが決選投票に進む可能性があるものも、その場合には他の中道系候補と比べ、極右政党・国民戦線(FN)のルペン党首に敗北する公算が大きいと不安視されているもよう。徐々にフランス大統領選が波乱要因として認識されつつあり、この点には要注意であろう。

一方、EUなどによるギリシャ金融支援問題では、これまで支援への参加を明確にしていなかった国際通貨基金(IMF)の判断が追加融資の実現に向けた焦点に浮上し始めているもよう。融資の条件となる財政改革状況の審査は、債権団を構成するEUとIMFの意見対立から時間がかかっていたが、IMFが支援参加に傾けば承認に向けて前進する可能性が高まるもよう。ギリシャは7月に72億ユーロの債務返済の期限を迎える。EUでは3月以降、オランダ下院選を皮切りにフランス大統領選、ドイツ連邦議会(下院)選と主要国での国政選挙が相次ぐため、選挙期間中の混乱を嫌うEU側はギリシャとの早期合意を目指しているという。EUのユーロ圏諸国は20日にブリュッセルで財務相会合を開き、ギリシャ支援問題を協議する。ただし、EU筋は、融資承認は次回以降の会合に持ち越されるとの見方を示唆している。

【米国株のトレード戦略】
ダウ平均、S&P500、ナスダック指数はロングを継続。引き続き高原状態であり、上値は重くなっている。2月の後半の米国株は上昇しづらい傾向があり、売りが先行することもあり得るだろう。ただし、3月に入ると再び城主しやすい傾向に入る。これを前提に一部を売却してもよいだろう。ただし、基本的にはロング戦略を継続である。割高感はあるが、市場の期待感が強く、上昇基調が続いていることから投資判断は変更しない。トランプ大統領の減税に関する政策発表のタイミングがいつになるかだが、失望的な内容になるかを確認するまでは、本格的に手仕舞いすることは避けたい。繰り返すように、この高値を買うのは通常は困難だが、株価が上昇しているうちは、その流れに参加するのが賢明である。また、今後も押し目を拾う前提で上値を追う方針は変わらない。超長期ベースでのテクニカル分析ではまだ割高感はないと判断している。株式運用では米国を中心に行うのが賢明である。物価上昇率を考慮しても、米国に圧倒的な優位性があることはデータで示されている。米国株を長期的に見ながら押し目を拾っていくのが株式投資の王道ということになる。この長期的に安定したリターンは、残念ながら日本株では得ることができない。米国株に慣れ親しみ、実際に長期的に投資することが肝要である。

【ダウ平均株価:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ18690ドル~23680ドル(17年末22870ドル)/弱気シナリオ15650ドル~20670ドル(17年末17850ドル)

【ダウ平均株価:2月の想定レンジ】
強気シナリオ19720ドル~20900ドル/弱気シナリオ18530ドル~19800ドル

【米国債トレード戦略】
10年債を新規でロング。

【日本株の市況解説・分析】
日本株は下落。今日は円高でもあり、上値の重い展開が想定される。ドル円が円安になるイメージを持てないため、日本株がどんどん上値を追う姿を描きづらい。一方で、日銀のETF買いが下値を支えるため、海外市場が暴落しない限り、日本株の大幅安も想定しづらい。結局、日本株は投資対象としての魅力が、米国市場に比較して大きく劣後することになる。したがって、個別銘柄でよいものを探すことが肝要である。日本企業の配当がリーマン・ショック時の2倍になるとの報道があるが、米国の主力企業の配当利回りなどから見れば、魅力は大きく劣後していることは否定できない。ドル円が円安に行きづらいこともあり、投資対象としての日本株の魅力を高めるには、別の観点が必要であろう。政府はいろいろな手を打ってきたが、今後も打ち続けるしかないだろう。一方、NISA口座での購入対象の上位に東芝株が入っているもようである。投資家がどのような意図で購入したかは不明だが、このような投資がうまくいくことも確かにある。しかし、企業価値が算定できない株式を購入するという投資行動は、ギャンブル以外に説明のしようがないだろう。見直すべきであろう。

【日経平均先物のトレード戦略】
ロングを継続。ただし、急落リスクを常に抱えている状態である。19150円前後に重要な移動平均線が密集し始めており、今後大きく動くことが示唆されている。米国株が崩れると、大幅安は不可避である。したがって、すぐに逃げることができるようにしておきたい。引けで18800円を割り込むようだと、さすがにいったん撤退したほうが賢明であろう。長期的には17800円前後がサポートだが、ここは今年の強気シナリオのレンジ下限でもある。これを維持できるかが、今年の日経平均の方向性を決めることになるだろう。ちなみに、2月の強気シナリオのレンジ下限が18660円であることから、これを割り込むようだと、一段安のリスクが一気に高まると判断することになる。

【日経平均株価:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ17640円~24150円(17年末23020円)/弱気シナリオ14260円~20790円(17年末15620円)

【日経平均株価:2月の想定レンジ】
強気シナリオ18660円~20260円/弱気シナリオ18155円~19810円

〔CURRENCY MARKET〕
ドル円は下落。欧米の政治リスクが高まる中、安全資産としての円買いが優勢となった。ドル円は113円を割り込んでいる。米長期金利の低下や世界的な株価の軟調な動きも円買い・ドル売りを促している。また、トランプ大統領が景気刺激策の詳細を依然として明らかにしていないことや、閣僚人事に関する混乱も政権運営の不透明要因として受け止められており、これもドル売りを促したとの指摘もある。また、大統領選や議会選を控えた欧州の主要国で極右政党が台頭していることも、投資家のリスク回避姿勢を強めており、円買いの動きを加速させやすい。ユーロドルはフランス大統領選の左派系候補2人が共闘の可能性を模索しているとの新たな波乱要因が重石となっている。いずれかが決選投票に進む可能性があるが、これが極右政党・国民戦線(FN)のルペン党首の当選確率を高めるとの不安が売りにつながった。それでも、1.06ドルの節目は維持している。一方、ドイツのメルケル首相は、「ユーロ相場はドイツには低過ぎる」との考えを示唆した上で、「金融政策はECBの専管事項であり、ドイツ政府に対処する権限はない」との認識を示している。また同首相は「ECBの金融政策はドイツよりもポルトガルやスロベニア、スロバキアなどに合わせて策定されている」とし、「もしドイツマルクが存続していれば、現在のユーロ相場と異なった水準にあったのは間違いない」との見方を示している。その上で「これはECBの独立した金融政策に関わる問題で、ドイツ首相が影響を及ぼすことはできない」と言明した。メルケル首相の本音では、やはりユーロ相場は安すぎると感じているということであり、これがユーロの下値を支える可能性があるだろう。

【通貨トレード戦略】
ドル円はショートを継続。112.25円手前で下げ止まったことから、目先は狭いレンジで推移する可能性がある。ただし、112.25円を割り込むと、今回は本格的な円高に向かい、109円台に入るだろう。また最大で107円台後半までの下げになると考えられる。戻した場合でも、115円を明確に上抜けない限り、地合いの反転はない。
ユーロ円は新規でショート。11930円を明確に割り込むと、下げが加速するだろう。その場合には、118.40円、117.75円がターゲットになろう。121円を明確に超えない限り、戻り売り圧力が強い状況が続くだろう。
ユーロドルはロングを継続。いまのところ、1.06ドルは堅い。1.0690ドル、1.0725ドルを上抜けると、新たなレンジに入ることになろう。
ポンド円はショートを継続。139.40円を利益確定のめどとしておきたい。これを割り込むと、最大で138円程度まで下げるだろうが、そこではさすがに止まりそうである。
ポンドドルは見送り。依然としてレンジでの推移になっている。1.24ドルを割り込むか、1.2525ドルを超えるかを確認したい。
豪ドル円は見送り。押し目買いのようにも見えるが、85.65円程度までの下げの余地がありそうであり、もう少し様子を見たい。
豪ドル/米ドルはロングを継続。0.7630ドルを割り込めば下げが加速するだろう。下落余地があるだけに、いったんは下げる可能性はある。
南アランド/円は見送り。買われすぎ感が強いため、これが解消された押し目を買いたい。8.52円あたりがターゲットになろう。

【ドル円:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ112.35円~131.90円(17年末128.50円)/弱気シナリオ101.70円~122.45円(17年末105.65円)

【ドル円:2月の想定レンジ】
強気シナリオ117.15円~122.10円/弱気シナリオ112.85円~118.25円

【ユーロ円:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ115.85円~136.55円(17年末133.70円)/弱気シナリオ104.50円~127.60円(17年末109.60円)

【ユーロ円:2月の想定レンジ】
強気シナリオ120.80円~126.75円/弱気シナリオ116.85円~122.05円

【ユーロドル:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ1.0110ドル~1.1820ドル(17年末1.1550ドル)/弱気シナリオ0.9210ドル~1.0920ドル(17年末0.9730ドル)

【ユーロドル:2月の想定レンジ】
強気シナリオ1.0355ドル~1.0730ドル/弱気シナリオ1.0040ドル~1.0490ドル

〔COMMODITY MARKET〕
【貴金属市場の市況解説・分析】
金相場は下落。ただし、週間ベースでは小幅高だった。欧米の政治リスクが下値を支えているといえる。投資家の安全資産としての金選好の動きは続いている。ドル高基調はそう長くは続かないと考えられることから、金市場は長期的に魅力のある投資対象となる。目先は買われすぎであり、3月に向けて調整が入りやすい傾向もあるため、これからさらに値を上げていくのは難しいだろう。しかし、長期的な見方は全く変わりようがない。またトランプ米大統領の政策への懸念やオランダ、フランス、ドイツでの国政選挙などへの懸念が金相場を支えるだろう。一方、米利上げも早くて6月となる可能性が高く、これも当面の金相場を支えることになろう。世界最大の金ETFであるSPDRゴールド・トラストの17日時点の金保有高は841.17トンと、前日の843.54トンからやや減少した。

【貴金属のトレード戦略】
金、銀、プラチナ、パラジウムはロングを継続。ただし、金は1245ドルをすぐに超えるのは難しいだろう。3月は下落しやすい傾向があり、セオリーではいったん手仕舞いが賢明との判断になる。押し目を買う前提であれば、いったん利益確定としてもよいだろう。銀やプラチナも同様である。いずれにしても、貴金属は調整場面でも基本的には手放さず、押し目を拾うのが賢明である。貴金属は長期的に上昇するとみており、保有しながら株式の購入あるいは株価の上昇に併せて買い増すのが賢明である。原油とともに投資対象全体の中心に据え、押し目は確実に拾うようにしたい。

【金価格:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ1087ドル~1430ドル(17年末1330ドル)/弱気シナリオ1002ドル~1222ドル(17年末1059ドル)

【金価格:2月の想定レンジ】
強気シナリオ1140ドル~1230ドル/弱気シナリオ1110ドル~1180ドル

【非鉄市場の市況解説・分析】
非鉄相場は軟調な展開。アルミは1900ドルを割り込み、銅も6000ドルの大台を割り込んだ。ニッケルは逆に11000ドルを回復し、高値を維持している。亜鉛・鉛は調整モードに入りつつある。この動きには注意が必要であろう。銅は引き続きチリ銅山のストや、インドネシアでのフリーポート・マクモランの銅精鉱の輸出停止に関する報道に注目することになろう。アングロアメリカンはチリのエルソルダド銅山の操業を一時的に停止することを明らかにしている。 アングロは、エルソルダド銅山を再設計する意向を示しているが、チリ鉱山規制当局の承認を取得できなかったと説明している。同銅山の15年の生産量は約3万6000トンと規模は大きくない。またフリーポート・マクモランは、インドネシア・パプア州のグラスバーグ銅山で不可抗力条項を宣言。同鉱山からの銅精鉱輸出は1カ月以上も停止が続いているという。先週は生産自体が停止した。この状況がすでに織り込まれたとすれば、銅相場もいったんは調整に向かい、底値を確認することになろう。5800ドルで下げ止まれば、長期的な上昇基調は続いていると判断してよいだろう。

【非鉄のトレード戦略】
アルミ、銅、ニッケルロングを継続。亜鉛、鉛はロングをいったん解消する。まずは下げ止まりを確認したい。繰り返しだが、非鉄についても長期的には2020年までの有望銘柄と考えている。銅は6000ドルを割り込んだが、5800ドルで下げ止まれば、格好の押し目買いのタイミングになるだろう。非鉄銘柄は全般的に強い地合いに移行したと考えている。とにかく、長期的に見ておくことが肝要である。需給改善を背景に、いずれ大相場が到来する。少額でもよいので銅を中心にポートフォリオの中に入れておきたい。ただし、銅の2月の強気シナリオのレンジ上限が6025ドルであり、目先の高値をつけた可能性がある。短期的には日柄調整が必要であり、さらに上値を試すのは調整後になろう。これらの見方は全く変わらない。

【銅価格:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ5190ドル~8050ドル(17年末7520ドル)/弱気シナリオ4340ドル~6065ドル(17年末4670ドル)

【銅価格:2月の想定レンジ】
強気シナリオ5435ドル~6025ドル/弱気シナリオ5345ドル~5805ドル

【エネルギー市場の市況解説・分析】
原油はほぼ横ばいでの推移。米国内の石油掘削リグ稼働数の増加や過去最高の原油在庫が上値を抑えている。一方で供給過剰対策としての主要産油国の減産への取り組みは支援材料である。OPECの減産順守率は約90%に達している。さらにOPECは加盟・非加盟国の減産期間延長を検討しているもようである。世界の原油在庫が目標水準に減少しなければ、減産幅を拡大する可能性もあるだろう。米国内の石油掘削リグ稼働数は前週比6基増の597基と、15年10月以来の高水準となった。増加は5週連続で、9カ月にわたり回復基調が続いている。前年同週は413基だった。一方、3月のシェールオイル生産は日量7万9000バレル増の487万バレルと、昨年5月以来の高水準になる見通しである。しかし、生産量を増やすと、原油価格が下落する可能性があるため、産油量の増加は大きくならないものと考えるのが妥当であろう。チャート面では、徐々に上向きになり始めているように見える。今週にも大きな動きが出ることもあり得るだろう。投機筋の買いが膨らんでいるが、一方で商業筋が上昇によるマージンコールに耐えられるかにも注目しておく必要がある。

【エネルギーのトレード戦略】
WTI原油・ブレント原油はロングを継続。NYMEXガソリン・NYMEXヒーティングオイルはロングを維持。天然ガスは見送り。基本は原油中心のトレードでよい。石油市場に対する基本的な考え方は全く変わらない。WTI原油は2月も強気シナリオの範囲内で推移するだろう。テクニカル的にも重要な移動平均線が密集しており、大きく動く可能性が高い。今週中にも急伸する可能性は十分にあるだろう。一方、レンジ下限が51.20ドルであり、これ以下の水準は想定していない。安値はすぐに拾うようにしたい。年末に向けて75ドルを試す動きになると考えている。原油も長期的な視点でポートフォリオに入れておくべき対象である。

【WTI原油価格:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ47.00ドル~80.35ドル(17年末70.35ドル)/弱気シナリオ34.25ドル~63.40ドル(17年末38.25ドル)

【WTI原油価格:2月の想定レンジ】
強気シナリオ51.20ドル~59.55ドル/弱気シナリオ48.05ドル~55.70ドル

◇グローバルマクロ戦略について

本メルマガでご紹介する投資戦略は、ヘッジファンド業界では「グローバルマクロ戦略」のカテゴリーに属します。
これは、世界のヘッジファンドのもっとも得意とする手法で、いわゆるヘッジファンド運用の「王道」です。
この戦略では、あらゆる市場に目を配り、投資機会を探しながら収益の獲得を狙います。
市場価格の上昇・下落に関係なく、価格の変動が見込まれれば、それにベットする(賭ける)戦略です。
ボラティリティが高いほど収益が見込まれますので、投資機会があれば果敢に攻めます。

世界情勢が不透明な中、為替や株式、金利、コモディティなど主要市場の価格変動は一段と大きくなっています。
そのため、それぞれの市場の予測がきわめて困難になっています。

このような市場環境では、マクロ的な見地からより幅広い市場で運用を行う「グローバルマクロ戦略」が有利です。
もちろん、個々の市場でも十分に戦えるように、具体的な取引タイミングも示していく所存です。

「ヘッジファンド戦略の王道」である「グローバルマクロ戦略」で、共に市場で戦いましょう。

◆お知らせ
日経225オプションのトレード戦略に関するメルマガを配信しております。
「江守哲の225オプション リアルトレーディング」です。
 ご興味のある方は、ぜひご購読ください。
http://fx-on.com/email/detail/?id=8592


*セミナー予定

2月25日(土)プレミア証券さまセミナー(高崎)
http://seminar.premiere-sec.co.jp/event/20170225_takasaki/

3月11日(土)投資戦略フェア(東京)
https://www.tradersshop.com/topics/expo2017/index.html

3月14日(火)サンワード貿易さまセミナー(東京)

3月18日(土)マネックス証券さまセミナー(名古屋)

3月28日(火)日本個人投資家協会セミナー(東京)

3月29日(水)外為どっとコムさまセミナー(東京)


(上記以外にも、個別セミナーも実施しております。ご興味がある方はお問い合わせください。)

*テレビ出演予定

2月23日(木)10:45~11:00ストックボイスTV「東京マーケットワイド」(東京MXTV)
http://www.stockvoice.jp/

*ラジオ出演予定

2月24日(金)16:00~16:20 ラジオNIKKEI「GO!GO! ジャングル・マーケット」(ゴゴジャンさま提供)
http://market.radionikkei.jp/gogo/

3月16日(木)15:10~16:00 ラジオNIKKEI「ザ・マネー~マーケットプレミア」(プレミア証券さま提供)
http://market.radionikkei.jp/premiere/

3月17日(金)21:30~22:00 ラジオNIKKEI「夜トレ!」(FXプライムbyGMOさま提供)
http://market.radionikkei.jp/yorutore/


*定期寄稿スケジュール

「東洋経済オンライン」(毎週木曜日)
 http://toyokeizai.net/

「マネックスメール」(第1・第3金曜日)
 http://lounge.monex.co.jp/pro/special1/

「マネックス証券 為替展望レポート」

「マネックス証券 マネックスゴールドレポート」
サンプル2
【2月17日のトレード戦略】なぜ円安にならないのか?
配信日:2017年02月17日 08時27分
おはようございます。
本日もよろしくお願いいたします。

明日18日(土)は第一商品さまセミナーに登壇します。場所は新宿支店さまです。
みなさまとお会いできるのを楽しみにしてます。

〔EQUITY MARKET〕
米国株は小幅続伸。トランプ政権の政策への期待に支えられた。ダウ平均は6日連続で過去最高値を更新。一方、ナスダック指数は8日ぶりに小幅反落した。経済指標は引き続き好調だが、上値では利益確定売りが出始めている。また長期金利の低下を受けて利ざや縮小懸念から金融株が下落した。ダウ平均は一時マイナス圏となる場面となるなど、上昇一辺倒の動きではなかった。またトランプ大統領が、移民・難民の入国制限に関する新たな大統領令を来週にも出すとしたが、市場の反応は鈍かった。市場では、トランプ大統領が月末にも発表するとしている減税策を待っている状態にある。

11日までの週の新規失業保険申請は23万9000件と、前週比5000件増加した。4週平均は24万5250件で、前週から500件増加した。1月の住宅着工件数は年換算で124万6000戸と、前月比2.6%減少。先行指標の住宅着工許可件数は128万5000戸と、4.6%増加した。一戸建ては着工件数が年換算で82万3000戸と、前月比1.9%増し、2戸以上の集合住宅は42万3000戸で、10.2%減少した。許可件数は一戸建てが2.7%減、集合住宅は19.8%増だった。一方、前年同月比では着工件数が10.5%増、許可件数が8.2%増だった。米フィラデルフィア地区連銀が公表した2月の業況指数は43.3で、前月の23.6から上昇。1984年1月以来の高水準に達した。6カ月先の業況見通しは53.5で、前月の56.6から低下した。

フィッシャーFRB副議長は、「経済が想定通り進展すれば、緩やかに利上げを進める」との考えを改めて示した。その一方で「利上げ回数には言及したくない」としたが、「雇用や物価は極めて目標に近い」と指摘し、「雇用や物価が予想通り目標に近づけば、我々はほぼこれまで考えてきたように利上げの軌道を進む」とした。さらに「先行きに対する自信がこれまでより少し強まっている」との認識を示す一方、トランプ政権の経済政策で成長が加速するとの見方もあるが、「景気見通しは変わっていない」とし、「政治的な圧力に基づき政策判断はしない」と強調した。

一方、NY連銀が発表した16年第4四半期の全米家計負債調査によると、期末の総負債残高は前期比1.8%増の12兆5760億ドルとなり、8年ぶりの高水準となった。ピークは08年第3四半期の12兆6750億ドル。08年第3四半期は金融危機のさなかだったが、NY連銀は「当時と比べてローン延滞比率は低いレベルを維持している」としている。内訳は、自動車ローンが1.9%増の1兆1570億ドルと過去最高を更新。家計負債の約7割を占める住宅ローンも1.6%増の8兆4800億ドルに拡大している。また住宅を担保にしたホーム・エクイティ・ローンも2.1%増の4730億ドル、学生ローンは2.4%増の1兆3100億ドル、カードローンは4.3%増の7790億ドルとそれぞれ高い伸びを示した。また90日以上のローン延滞比率は全体で3.30%(前期は3.28%)とわずかに悪化した。

米国債は上昇。株価の上値が重かったことやドル安を背景に買われた。また、NY連銀のダドリー総裁が前日に、「米国経済がトレンドを上回るペースで成長し続け、予想通りに財政政策が景気を刺激すれば、FRBは今後数カ月に利上げする」との見通しを示したが、これがイエレンFRB議長の発言よりハト派的との見方が広がったことで金利が低下した。10年債利回りは2.44%と前日の2.50%から低下した。市場が織り込む3月利上げ確率は18%となり、前日の31%から下がった。現状では3月利上げはほぼないとみてよいだろう。一方、直近のイエレン議長の発言で、金利が上昇していたことから債券に買いが入りやすかった面もあるだろう。ユーロ圏債券市場ではイタリアやスペインなど高債務国の国債利回りが急低下した。ECBが公表した1月理事会の議事要旨で、市場の状況が変化すれば、買い入れ国債の構成変更を容認する姿勢を示唆したことが支援材料となった。議事要旨では、ユーロ圏各国の経済規模に応じて資産買い入れを行う「キャピタル・キー」規定について、「限定的かつ一時的なかい離は可能であり不可避」と指摘した。現在、買い入れ対象国債が不足しているアイルランド、ポルトガルでは、すでにキャピタル・キーから逸脱しているという。市場では、議事要旨の指摘から、ECBはドイツよりも債務水準の高い国の国債を選好する可能性があると受け止めたもようである。また議事要旨では、欧州での選挙が相次ぐことから、ECBは緩和縮小に乗り出す意欲に乏しいことが示された格好である。一方でFRBは利上げ時期を探っており、欧米の金融政策の違いからドイツと米国の10年債利回り差は211BPと、約3週間ぶりの水準に拡大している。このような事情から、利回りを追求する投資家の興味は米国債に向かいやすくなる。

【米国株のトレード戦略】
ダウ平均、S&P500、ナスダック指数はロングを継続。引き続き高原状態であり、やや上値が重くなってきた。不安であれば、一部を売却してもよいだろうが、基本的にはロング戦略を継続する。割高感はあるが、市場の期待感が強く、上昇基調が続いていることから投資判断は変更しない。月末のトランプ大統領の減税に関する政策発表のタイミングがいったんのピークになる可能性はあろう。繰り返すように、この高値を買うのは通常は困難だが、株価が上昇しているうちは、その流れに参加するのが賢明である。また、今後も押し目を拾う前提で上値を追う方針は変わらない。超長期ベースでのテクニカル分析ではまだ割高感はないと判断している。株式運用では米国を中心に行うのが賢明である。物価上昇率を考慮しても、米国に圧倒的な優位性があることはデータで示されている。米国株を長期的に見ながら押し目を拾っていくのが株式投資の王道ということになる。この長期的に安定したリターンは、残念ながら日本株では得ることができない。米国株に慣れ親しみ、実際に長期的に投資することが肝要である。

【ダウ平均株価:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ18690ドル~23680ドル(17年末22870ドル)/弱気シナリオ15650ドル~20670ドル(17年末17850ドル)

【ダウ平均株価:2月の想定レンジ】
強気シナリオ19720ドル~20900ドル/弱気シナリオ18530ドル~19800ドル

【米国債トレード戦略】
見送り。

【日本株の市況解説・分析】
日本株は下落した。いかにも上値が重い展開である。株価上昇をイメージできない投資家が多いのだろう。ドル円も円安になる雰囲気がない。投資家も徐々にこの点に気づき始めているのかもしれない。年初には多くの証券市場関係者が「日経平均24000円、ドル円130円」との見通しを出していたが、可能性が非常に低いシナリオであることは指摘した通りである。もちろん、市場の方向性がどうなるかはわからないが、少なくともドル円が円安方向に行きづらいことを考慮すれば、日本株がどんどん上昇していくと考えるのは難しい。日経平均については、東芝が採用銘柄から外れることで健全化が図られ、株価水準が引き上げられる可能性がある。とはいえ、それはあくまで株価指数の構成に関する技術敵な問題でしかない。ドル円に期待が持てなければ、日本株を積極的に買う投資家は出にくいだろう。輸出企業も含め、為替相場の影響を受けにくい個別企業の投資に特化することが求められるだろう。今日は円高の影響もあり下げるだろうが、19000円を試すようだと、かなり厳しい状況に追い込まれることになる。

【日経平均先物のトレード戦略】
ロングを継続。ただし、上値はそれほど見ているわけではない。引き続き警戒しながらのロングである。引けで19000円を割り込むようだと、いったんは撤退したほうが賢明であろう。長期的には17700円前後がサポートだが、ここは今年の強気シナリオのレンジ下限でもある。これを維持できるかが、今年の日経平均の方向性を決めることになる。ちなみに、2月の強気シナリオのレンジ下限が18660円であることから、これを割り込むようだと、一段安のリスクが一気に高まることになろう。

【日経平均株価:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ17640円~24150円(17年末23020円)/弱気シナリオ14260円~20790円(17年末15620円)

【日経平均株価:2月の想定レンジ】
強気シナリオ18660円~20260円/弱気シナリオ18155円~19810円

〔CURRENCY MARKET〕
ドル円は下落。米長期金利の低下を受けてドル売りが進行し、ドル円は113円台前半に下落した。イエレンFRB議長の利上げに前向きな発言やインフレ指標の上昇などを受けた円売り・ドル買いの流れは反転した。金利の上昇で債券投資に妙味が出たことや、トランプ政権内で大統領補佐官の辞任や労働長官候補の指名辞退など混乱が続いていることも、安全資産である米国債の需要を高めているもようであり、これが金利低下・ドルの下落を誘発している。新規失業保険申請件数や住宅着工件数などの経済指標は比較的良好だったが、それでもドルは高値を維持できておらず、潜在的なドル売り圧力の強さを感じる動きである。一方、ユーロドルは1.06ドル台を回復。底値圏から反発基調に入っている。この結果、ドル指数は前日に約1カ月ぶりの高値となる101.76ドルまで上昇していたが、昨日は過去2週間で最大の下げとなった。3月14・15日のFOMCでは利上げが見送られるだろう。FRBは年内に3回の利上げを見込んでいるが、トランプ政権の政策を見極める必要もあり、最大で2回程度にとどまるのではないかと考えられる。一方、市場関係者はトランプ大統領が打ち出す減税や規制緩和、インフラ投資などの政策の具体的な内容を見極めようとしている。ちなみに、米国のCPIの上昇で実質金利は日本の方が米国よりも高くなっている。円高になるのが自然な状況にあることをよく理解しておく必要がある。

【通貨トレード戦略】
ドル円は新規でショート。指摘していた115円を超えられずに下落し、さらに113.90円、さらに113.40円も割り込んだ。基調は下向きに転じている。112.20円あたりで下げ止まる可能性があるが、これを割り込むと今回は本格的な円高に向かい、109円台に入ると考えられる。また最大で107円台後半までの下げになることも想定される。
ユーロ円は見送り。120.80円を維持できるかを見ておきたい。120.60円を割り込めば本格的にショートにしたいと考える。
ユーロドルは新規でロング。1.07ドルを明確に超え、さらに1.0730ドルを超えると基調は強気に傾くことになる。
ポンド円は新規でショート。139.50円を利益確定のめどとしておきたい。最大で138円程度まで下げるだろうが、そこではさすがに止まりそうである。
ポンドドルは見送り。依然として方向感が見いだせない。1.24ドルを割り込むか、1.2530ドルを超えるかを確認したい。
豪ドル円はロングを手仕舞い。88円まで上昇したが、さすがに買われすぎになった。ただし、押し目は買いたいと考える。86.40円、さらに85.60円あたりまでの下げを拾いたい。
豪ドル/米ドルはロングを継続。ただし、徐々に買われすぎになっている点には注意が必要であろう。0.7770ドル前後で利益確定としたいが、徐々に上値が重くなっている印象である。
南アランド/円は見送り。買われすぎ感が強いため、これが解消された押し目を買いたい。8.5円あたりがターゲットになろう。

【ドル円:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ112.35円~131.90円(17年末128.50円)/弱気シナリオ101.70円~122.45円(17年末105.65円)

【ドル円:2月の想定レンジ】
強気シナリオ117.15円~122.10円/弱気シナリオ112.85円~118.25円

【ユーロ円:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ115.85円~136.55円(17年末133.70円)/弱気シナリオ104.50円~127.60円(17年末109.60円)

【ユーロ円:2月の想定レンジ】
強気シナリオ120.80円~126.75円/弱気シナリオ116.85円~122.05円

【ユーロドル:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ1.0110ドル~1.1820ドル(17年末1.1550ドル)/弱気シナリオ0.9210ドル~1.0920ドル(17年末0.9730ドル)

【ユーロドル:2月の想定レンジ】
強気シナリオ1.0355ドル~1.0730ドル/弱気シナリオ1.0040ドル~1.0490ドル

〔COMMODITY MARKET〕
【貴金属市場の市況解説・分析】
金相場は上昇。ドルの下落が材料視された。また金利の低下も材料視された。また欧米の政治面の不透明感に対するヘッジとしての買いも下値を支えている可能性がある。トランプ大統領の政策の不透明感に加え、オランダ、フランス、ドイツでの国政選挙が金相場の支援材料になっているもようである。一方、イエレンFRB議長は3月に利上げを行う必要があるかもしれないと発言したが、一方でNY連銀のダドリー総裁はややハト派的な発言をしており、現段階での3月利上げは困難と考えられる。世界最大の金ETFであるSPDRゴールド・トラストの金保有高は15日時点で11日連続の増加となっている。投資家の買いが入り続けていることになる。米国株は上昇基調が続いているが、一方で金を買う動きが見られるということは、将来的な不安を感じている投資家が少なくないことが指摘できるだろう。

【貴金属のトレード戦略】
金、銀、プラチナ、パラジウムはロングを継続。ただし、金は再びレンジ上限の1245ドルにまで上げている。これを超えるのは直近では困難とみている。しかし、これを超えてしまうと、トレンドは想定以上に強くなることになる。これは銀やプラチナも同様である。したがって、持続的な上昇には、むしろいったん調整したほうが良いくらいである。一方、パラジウムの強さが際立っている。高値更新が目前に迫っており、新たな領域に入る可能性がある。いずれにしても、貴金属は調整場面でも基本的には手放さず、押し目を拾うのが賢明である。貴金属は長期的に上昇するとみており、保有しながら株式の購入あるいは株価の上昇に併せて買い増すのが賢明である。原油とともに投資対象全体の中心に据え、押し目は確実に拾うようにしたい。

【金価格:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ1087ドル~1430ドル(17年末1330ドル)/弱気シナリオ1002ドル~1222ドル(17年末1059ドル)

【金価格:2月の想定レンジ】
強気シナリオ1140ドル~1230ドル/弱気シナリオ1110ドル~1180ドル

【非鉄市場の市況解説・分析】
非鉄相場はまちまちの展開。アルミと銅は下落したが、ニッケルは続伸し、きわめて強い動きにある。一方、亜鉛・鉛も下落したが、中期的な上昇基調は維持されており、格好の押し目を形成しているように見える。長期的にはすでに底打ちしており、世界経済が大きく後退しない限り、非鉄需要は堅調さが維持され、価格も上昇基調をたどることになろう。

【非鉄のトレード戦略】
アルミ、銅、ニッケル、亜鉛、鉛はロングを継続。繰り返しだが、非鉄についても長期的には2020年までの有望銘柄と考えている。銅が6000ドルを超えたため、非鉄銘柄は全般的に強い地合いに移行したと考えている。とにかく、長期的に見ておくことが肝要である。需給改善を背景に、いずれ大相場が到来するだろう。少額でもよいので銅を中心にポートフォリオの中に入れておきたい。ただし、銅の2月の強気シナリオのレンジ上限が6025ドルであり、目先の高値をつけた可能性がある。短期的には日柄調整が必要であり、さらに上値を試すのは先になるだろう。これらの見方は全く変わらない。

【銅価格:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ5190ドル~8050ドル(17年末7520ドル)/弱気シナリオ4340ドル~6065ドル(17年末4670ドル)

【銅価格:2月の想定レンジ】
強気シナリオ5435ドル~6025ドル/弱気シナリオ5345ドル~5805ドル

【エネルギー市場の市況解説・分析】
原油は反発。ドルの下落が材料視されたもようである。しかし、重要なのは、OPEC加盟・非加盟国による協調減産の実施状況である。減産が着実・確実に履行されていることが確認されたが、これはまだ市場にほとんど織り込まれていない。米国内の高水準の石油在庫や増産懸念が重石になっている状況は変わらない。しかし、今後は需給バランスが着実に改善することから、原油相場は着実に水準を訂正するだろう。一方、OPECは非加盟国との原油供給削減合意を延長するか、世界在庫が目標水準に低下しない場合、7月から減産幅をさらに拡大する可能性が指摘されている。OPECとロシアなどの非加盟国は昨年、1月からの協調減産で合意し、これを6月末まで続けることを決めている。OPECは5月25日に次回会合を開き、供給政策について決める方針である。また非加盟国も招く可能性があるという。OPEC関係筋は、「仮にすべての主要産出国が効果的な協調姿勢を示せば、5月までに合意期間を延長する可能性がある」としている。いずれにしても、原油相場が再び50ドルを大きく下回る可能性は大きく低下している。これから需給バランスの改善傾向が鮮明になるにつれて、市場は必然的に需給動向に反応することになるだろう。

【エネルギーのトレード戦略】
WTI原油・ブレント原油はロングを継続。NYMEXガソリン・NYMEXヒーティングオイルはロングを維持。天然ガスは見送り。基本は原油中心のトレードでよい。石油市場に対する基本的な考え方は全く変わらない。WTI原油は2月も強気シナリオの範囲内で推移するだろう。テクニカル的にも重要な移動平均線が密集しており、大きく動く可能性が高いことが示されている。一方、レンジ下限が51.20ドルであり、これ以下の水準は想定していない。安値はすぐに拾うようにしたい。年末に向けて75ドルを試す動きになると考えている。原油も長期的な視点でポートフォリオに入れておくべき対象である。

【WTI原油価格:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ47.00ドル~80.35ドル(17年末70.35ドル)/弱気シナリオ34.25ドル~63.40ドル(17年末38.25ドル)

【WTI原油価格:2月の想定レンジ】
強気シナリオ51.20ドル~59.55ドル/弱気シナリオ48.05ドル~55.70ドル

◇グローバルマクロ戦略について

本メルマガでご紹介する投資戦略は、ヘッジファンド業界では「グローバルマクロ戦略」のカテゴリーに属します。
これは、世界のヘッジファンドのもっとも得意とする手法で、いわゆるヘッジファンド運用の「王道」です。
この戦略では、あらゆる市場に目を配り、投資機会を探しながら収益の獲得を狙います。
市場価格の上昇・下落に関係なく、価格の変動が見込まれれば、それにベットする(賭ける)戦略です。
ボラティリティが高いほど収益が見込まれますので、投資機会があれば果敢に攻めます。

世界情勢が不透明な中、為替や株式、金利、コモディティなど主要市場の価格変動は一段と大きくなっています。
そのため、それぞれの市場の予測がきわめて困難になっています。

このような市場環境では、マクロ的な見地からより幅広い市場で運用を行う「グローバルマクロ戦略」が有利です。
もちろん、個々の市場でも十分に戦えるように、具体的な取引タイミングも示していく所存です。

「ヘッジファンド戦略の王道」である「グローバルマクロ戦略」で、共に市場で戦いましょう。

◆お知らせ
日経225オプションのトレード戦略に関するメルマガを配信しております。
「江守哲の225オプション リアルトレーディング」です。
 ご興味のある方は、ぜひご購読ください。
http://fx-on.com/email/detail/?id=8592


*セミナー予定

2月18日(土)第一商品さまセミナー(東京)
http://www.dai-ichi.co.jp/seminar/detail.asp?id=3413

2月25日(土)プレミア証券さまセミナー(高崎)
http://seminar.premiere-sec.co.jp/event/20170225_takasaki/

3月11日(土)投資戦略フェア(東京)
https://www.tradersshop.com/topics/expo2017/index.html

3月14日(火)サンワード貿易さまセミナー(東京)

3月18日(土)マネックス証券さまセミナー(名古屋)

3月28日(火)日本個人投資家協会セミナー(東京)

3月29日(水)外為どっとコムさまセミナー(東京)


(上記以外にも、個別セミナーも実施しております。ご興味がある方はお問い合わせください。)

*テレビ出演予定

2月23日(木)10:45~11:00ストックボイスTV「東京マーケットワイド」(東京MXTV)
http://www.stockvoice.jp/

*ラジオ出演予定

2月16日(木)15:10~16:00 ラジオNIKKEI「ザ・マネー~マーケットプレミア」(プレミア証券さま提供)
http://market.radionikkei.jp/premiere/

2月24日(金)16:00~16:20 ラジオNIKKEI「GO!GO! ジャングル・マーケット」(ゴゴジャンさま提供)
http://market.radionikkei.jp/gogo/

3月17日(金)21:30~22:00 ラジオNIKKEI「夜トレ!」(FXプライムbyGMOさま提供)
http://market.radionikkei.jp/yorutore/


*定期寄稿スケジュール

「東洋経済オンライン」(毎週木曜日)
 http://toyokeizai.net/

「マネックスメール」(第1・第3金曜日)
 http://lounge.monex.co.jp/pro/special1/

「マネックス証券 為替展望レポート」

「マネックス証券 マネックスゴールドレポート」
サンプル3
【2月16日のトレード戦略】円高は既定路線
配信日:2017年02月16日 08時18分
おはようございます。
本日もよろしくお願いいたします。

本日はラジオNIKKEI「ザ・マネー~マーケットプレミア」に出演します。
時間は15:10~16:00です。
http://market.radionikkei.jp/premiere/

また、夜はサンワード貿易さまセミナーに登壇します。
時間は18:30~20:30です。
http://www.sunward-t.co.jp/seminar/2017/02/16/

〔EQUITY MARKET〕
米国株は続伸。堅調な米国経済指標を好感した買いが入り、主要3指数ともに過去最高値を更新した。ナスダック指数は7日連続で過去最高値を更新した。1月の小売売上高は前月比0.4%増と市場予想の0.1%増を大幅に上回った。また1月の消費者物価指数(CPI)も前月比0.6%上昇と大きく伸び、米国景気拡大の力強さを示す結果となった。これらの指標を受けて、株価は上昇を強めた。さらにトランプ米大統領が小売り大手の経営トップと会談し、大型減税の実施を改めて強調したことで上げ幅は一段と拡大した。トランプ氏が9日に「2、3週間以内に驚くような税制改正を発表する」と表明しており、「トランプラリー」が再加速したばかりだが、市場の期待は膨らむばかりである。一方、CPIなど良好な経済指標を受けて長期金利が上昇している。また14のイエレンFRB議長の議会証言で、3月利上げの可能性が排除されなかったことも金利の上昇を促している。そのため、金利上昇で収益拡大が期待できる大手金融株が買われる動きが続いている。フリン大統領補佐官の辞任など政権運営にほころびが見られるものの、市場は景気刺激につながる部分だけをみている状態にある。トランプ大統領は15日の小売業界と意見交換する会合で、「大規模な税制改革計画を実施する。そう遠くないうちに提出する」と発言。また「中間層と法人に有益なものになる」と強調した。さらに「米国経済の活力を高める上で税制改革は最善の策の一つだ」とし、税制の簡素化や軽減措置に意欲を示したもよう。会合には小売り大手ターゲットや衣料大手ギャップのCEOらが参加したという。

一方、この日は堅調な米国経済指標の発表が相次いだ。1月の米CPIは前月比0.6%上昇。変動の大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数は0.3%上昇だった。エネルギーが4.0%の上昇で、このうち燃料油は3.5%上昇、ガソリンは7.8%上昇だった。食料品は0.1%上昇した。前年同月比では全体が2.5%上昇、コアは2.3%上昇と高い伸びを示している。1月の小売売上高は前月比0.4%増、前年同月比5.6%増だった。2月のNY州製造業景況指数は18.7と1月の6.5から大幅に改善。6カ月先の見通しは41.7と前月の49.7から低下した。1月の鉱工業生産指数は前月比0.3%低下。平年より暖かい気候が続いたことで、暖房需要が大幅に減少したのが要因とされている。1月の設備稼働率は75.3%で前月から0.3ポイント低下した。ただし、製造業は75.1%と0.1ポイント上昇した。

米国債は利回りが上昇。イエレンFRB議長が前日の上院での議会証言で想定よりタカ派的な発言を行ったことや、1月のCPIが大幅な伸びを示したことで、利上げが近づいているとの見方が強まった。10年債利回りは2.51%で、一時1月27日以来の水準となる2.52%まで上昇した。10年債利回りは重要な節目の2.50%に達しており、これを明確に上抜けると急伸する可能性がある。1月のCPIは前月比で0.6%上昇と13年2月以来の大幅な伸びだった。JPモルガンとゴールドマン・サックスは次回の米利上げ予想時期を前倒しした。JPモルガンは次回の利上げ予想時期を6月から5月に、ゴールドマンは3月の利上げ確率を20%から30%に、6月までの利上げ1回以上の確率を85%から90%に引き上げている。市場の3月利上げ確率は27%と、13日の13%から上昇した。米フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は講演し、「経済は正常なペースで成長している」とし、「17年は3回の利上げが適切だ」とした。インフレ率は今年か来年に目標の2%に達すると予想した。ハーカー総裁は今年のFOMCの投票権を持つ。ユーロ圏債券市場では早期の米利上げ観測が強まる中、ドイツ国債利回りが1週間半ぶりの高水準を付けた。ドイツ10年債利回りは2BP上昇の0.39%となった。他の国債利回りも2~4BP上昇した。またギリシャ2年債利回りは約50BP上昇の9.74%となり、10年債利回りは25BP上昇の7.94%となった。ギリシャ国債の利回り上昇の動きには注意が必要であろう。すぐに大きな問題になるとは考えにくいが、市場の関心が集まるかを見ておきたい。

【米国株のトレード戦略】
ダウ平均、S&P500、ナスダック指数はロングを継続。引き続き高原状態であり、割高感はあるが、市場の期待感が強く、上昇基調が続いていることから投資判断は変更しない。この高値を買うのは通常は困難だが、株価が上昇しているうちは、その流れに参加するのが賢明である。また、今後も押し目を拾う前提で上値を追う方針は変わらない。超長期ベースでのテクニカル分析ではまだ割高感はないと判断している。繰り返しだが、株式運用は米国を中心に行うのが賢明である。物価上昇率を考慮しても、米国に圧倒的な優位性があることはデータで示されている。米国株を長期的に見ながら押し目を拾っていくのが株式投資の王道ということになる。この長期的に安定したリターンは、残念ながら日本株では得ることができない。この事実は、日本の証券業界関係者が最も触れてほしくない部分でもある。

【ダウ平均株価:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ18690ドル~23680ドル(17年末22870ドル)/弱気シナリオ15650ドル~20670ドル(17年末17850ドル)

【ダウ平均株価:2月の想定レンジ】
強気シナリオ19720ドル~20900ドル/弱気シナリオ18530ドル~19800ドル

【米国債トレード戦略】
見送り。

【日本株の市況解説・分析】
日本株は反発した。ドル円が戻したことや前日の急落の反動が背景にあるが、今日はすでにドル円がピークアウトしており、シカゴ市場でも上値が重かった。そのため、今日の上値は限定的になろう。市場では円高リスクを懸念する声が根強い。それもそうであろう。後述するように、ドル円は理論的に考えれば、下落する方向にある。円安期待は意味がないといってよいだろう。そのため、長期的な日本株の上昇には、円高に負けない収益力を付けること以外にない。または為替相場に影響を受けない個別銘柄を探して投資することが求められる。日経平均など輸出企業の動向に左右される指数は上昇しづらくなるのは仕方がない。ここはしっかりと割り切って、個別重視でいくことが賢明であろう。騰落レシオは短期ベースで割高であることが示されている。日経平均は21000円近辺までの上昇は十分に許容範囲だが、それ以上の上値は重くならざるを得ないだろう。しかし、それにしても東芝問題はひどい。このような状況になってしまうと、再建にめどが立たなくなる。安易なことは言えないが、企業として存続する価値があるのかが問われているといえるだろう。

【日経平均先物のトレード戦略】
ロングを継続。ただし、上値はそれほど見ているわけではない。引き続き警戒しながらのロングである。今後は為替問題が確実に俎上に乗ることになる。115円以上は期待しづらくなり、日本株の上値も限定的になりそうである。米国株があれだけ上昇しているにもかかわらず、日本株がこれほどまでに上値が重い。これは構造的な問題であり、受け入れるしかない。いずれにしても、まずは2月の弱気シナリオのレンジ上限である19915円を超えるかを確認したい。これを超えると、強気シナリオのレンジ上限である20135円を試すだろう。今月の上昇余地はここまでとなる可能性が高い。ロングは維持するが、あまり高値を望まない方針で臨みたい。20790円を超えない限り、今年は弱気シナリオとの判断になる。

【日経平均株価:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ17640円~24150円(17年末23020円)/弱気シナリオ14260円~20790円(17年末15620円)

【日経平均株価:2月の想定レンジ】
強気シナリオ18660円~20260円/弱気シナリオ18155円~19810円

〔CURRENCY MARKET〕
ドル円は下落。堅調な米国経済指標を受けて買われ場面があったが、その後は利益確定の売りが入っている。1月の小売売上高は前月比0.4%増、1月の米CPIも前月比0.6%上昇、コア指数が0.3%上昇と予想を上回ったことで、FRBが3月にも利上げに動くとの見方が広がり、円売り・ドル買いが進行したが、結果的に節目の115円を超えずに落ちている。またドル指数は1月12日以来の高水準である101.76まで上昇する場面があったが、その後は下げている。ユーロドルは1カ月ぶりの安値水準から持ち直している。イエレン議長は14日の議会証言で、「労働市場が改善し、物価もFRBが目指す2%に向かって上昇しているようだ」とし、今後の利上げ継続を示唆したが、利上げの回数はトランプ政権が検討している大規模な税制改革やインフラ投資、規制緩和などの要素の影響を受ける可能性があるとしており、3月利上げの可能性は引くだろう。一方、注目すべきは日米実質金利差である。米国の実質金利がCPIの急伸でほぼフラットになったが、日本は依然としてプラスである。つまり、実質金利は日本の方が高い。これは円高になることを示唆している。ドル円の理論値は104円であり、現状は10円ほど割高、つまりドル高・円安の状態にあることを理解しておく必要がある。トランプ政権の為替政策に関係なく、ドル円は理論的に下げなければないということである。118円台を超える相場展開にはならないものと考えておくべきである。

【通貨トレード戦略】
ドル円は見送り。下落に向かうだろうが、113.90円割れを確認してから入りたい。まずは打診売り、113.40円割れで本格的な売りと考えておきたい。今回、これらの水準を割り込むと、いよいよ本格的な円高になると考えている。
ユーロ円は短期のロングを手仕舞い。121円台半ばを超えられなかったことから、いったんは撤退が賢明であろう。次は121.30円を超えるか、120.75円を割り込むかを待つことになろうが、下落の可能性が高いと考えている。
ユーロドルは見送り。反転に向かうだろうが、1.06ドルを明確に超えるのを待ちたい。その場合には1.07ドルがひとまずのターゲットになるだろう。
ポンド円は見送り。上昇の可能性が出てきたが、買われすぎ感が強いため、ロングはあまり考えていない。もっとも、142.70円を超えると147円前半までの上昇につながる可能性もある。逆に142円を割り込むと下げが加速しやすい。これらのレンジの抜けた方についていくのが賢明であろう。
ポンドドルは見送り。ただし、下落リスクが高まっている。1.2420ドルを割り込むと下げが大きくなりそうであり、まずはそのような動きになるかを確認したい。ただし、1.2540ドルを超えると基調が一気に強気になる。その場合にはロングで対処することを考えたい。
豪ドル円はロングを継続。88円まで上昇したが、買われすぎになりつつある。しかし、高値を更新しており、ポジションを維持する方針としたい。
豪ドル/米ドルはロングを継続。0.7770ドル前後で利益確定としたい。まだ上昇余地はあると考えている。
南アランド/円は見送り。ただし、高値を更新しており、できればロングで入りたい。押し目を待つことにしたい。

【ドル円:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ112.35円~131.90円(17年末128.50円)/弱気シナリオ101.70円~122.45円(17年末105.65円)

【ドル円:2月の想定レンジ】
強気シナリオ117.15円~122.10円/弱気シナリオ112.85円~118.25円

【ユーロ円:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ115.85円~136.55円(17年末133.70円)/弱気シナリオ104.50円~127.60円(17年末109.60円)

【ユーロ円:2月の想定レンジ】
強気シナリオ120.80円~126.75円/弱気シナリオ116.85円~122.05円

【ユーロドル:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ1.0110ドル~1.1820ドル(17年末1.1550ドル)/弱気シナリオ0.9210ドル~1.0920ドル(17年末0.9730ドル)

【ユーロドル:2月の想定レンジ】
強気シナリオ1.0355ドル~1.0730ドル/弱気シナリオ1.0040ドル~1.0490ドル

〔COMMODITY MARKET〕
【貴金属市場の市況解説・分析】
金相場は上昇した。1月の米CPI、小売売上高の伸びが予想を上回ったことで近い将来の利上げ観測が改めて高まったが、ドルが高値から下げたことで上昇している。また米国株が過去最高値を更新する中でも上昇しており、金の強さが際立つ格好となっている。イエレンFRB議長は14日の議会証言で、「利上げを遅らせれば、FRBの対応が後手に回る」と発言したが、3月の利上げ確率は上がっていない。市場は利上げペースが速まるとは見ていないようである。米長期金利は2.50%台に乗せてきたが、これを明確に上抜けるかは心理的に重要であろう。しかし、なかなか金利が上がってこないことは、金市場にはポジティブな要因である。またトランプ政権がドル安を志向している可能性が高いことも同様である。一方、世界最大の金ETFのSPDRゴールド・トラストの年初来の金保有高は18トン増と、最も少なかったところから着実に増加している。投資家はもっとも売ってはいけない11月と12月に大量に売ってしまっている。トランプラリーの中、株高で金を売却した投資家が多かったようだが、底値売りになっている。データ上は11月と12月は買い場であり、上昇が期待できる期間である。もっとも、3月以降はいったん緩む可能性もあり、今月の戻り高値はいったん売却するタイミングであることも念頭に入れておくとよいだろう。一方、南アランドが急伸しており、連動性の高いプラチナが上昇する可能性が高まっている。パラジウムの堅調さと併せてみておくようにしたい。今年はこのPGM系が堅調に推移しそうな雰囲気である。

【貴金属のトレード戦略】
金、銀、プラチナ、パラジウムはロングを継続。ただし、金は1216ドルにあるサポートを見事にサポートした。格好の押し目買いのタイミングだったことになる。ただし、2月の強気シナリオのレンジ上限が1230ドルであり、目先の高値は付けた可能性がある。1245ドルを超えないようであれば、いったん一部を利益確定するのもよいだろう。この水準を明確に超えるのは、4月以降になると考えている。貴金属は調整場面でも基本的には手放さず、押し目を拾うのが賢明である。貴金属は長期的に上昇するとみており、保有しながら株式の購入あるいは株価の上昇に併せて買い増すのが賢明である。原油とともに投資対象全体の中心に据え、押し目は確実に拾うようにしたい。

【金価格:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ1087ドル~1430ドル(17年末1330ドル)/弱気シナリオ1002ドル~1222ドル(17年末1059ドル)

【金価格:2月の想定レンジ】
強気シナリオ1140ドル~1230ドル/弱気シナリオ1110ドル~1180ドル

【非鉄市場の市況解説・分析】
非鉄相場はきわめて堅調に推移。アルミは1900ドル台に乗せ、銅も6000ドル台を維持している。ニッケルも続伸している。ただし、亜鉛と鉛は軟調だった。米国株高とドル安が支援材料になり、非鉄相場は長期的な上昇基調が続く可能性が高い。中国で追加の景気対策やインフラ投資が実行されるようだと、さらに上昇基調が加速することになるだろう。

【非鉄のトレード戦略】
アルミ、銅、ニッケル、亜鉛、鉛はロングを継続。繰り返しだが、非鉄についても長期的には2020年までの有望銘柄と考えている。銅が6000ドルを超えたため、非鉄銘柄は全般的に強い地合いに移行したと考えている。とにかく、長期的に見ておくことが肝要である。需給改善を背景に、いずれ大相場が到来するだろう。少額でもよいので銅を中心にポートフォリオの中に入れておきたい。ただし、銅の2月の強気シナリオのレンジ上限が6025ドルであり、目先の高値をつけた可能性がある。短期的には日柄調整が必要であり、さらに上値を試すのは先になるだろう。

【銅価格:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ5190ドル~8050ドル(17年末7520ドル)/弱気シナリオ4340ドル~6065ドル(17年末4670ドル)

【銅価格:2月の想定レンジ】
強気シナリオ5435ドル~6025ドル/弱気シナリオ5345ドル~5805ドル

【エネルギー市場の市況解説・分析】
原油は小幅反落。米国内の在庫が過去最高水準にあることが嫌気された。米国の在庫統計は弱材料だったが、OPEC加盟・非加盟国の協調減産が順調に実施されていることが下値を支えている。世界的に供給が減少するとの見通しが下支える構図になり、さらに需要の堅調な伸びが世界の石油在庫の調整に寄与し、原油相場は長期的に上昇に向かうだろう。また、ドル安基調も下値を支えることになるだろう。米エネルギー情報局(EIA)が発表した10日までの週の原油在庫は前週比950万バレル増となり、過去最高を記録した。またガソリン在庫も同280万バレル増となり、過去最高に達した。一方、米国内の原油生産量は前週比1000バレル減少している。今の原油価格の水準では、積極的に増産できない。少なくとも、原油価格が大きく下げる理由はなく、まずは上げてから生産者がどのような対応を見せるかに注目すべきであろう。投機筋のポジションが軽くなれば、本格的に上昇に向かうことになろうが、ドライブシーズン入りにはまだかなり時間もあるため、上昇は当面は緩慢なものになるだろう。

【エネルギーのトレード戦略】
WTI原油・ブレント原油はロングを継続。NYMEXガソリン・NYMEXヒーティングオイルはロングを維持。天然ガスは見送り。基本は原油中心のトレードでよい。石油市場に対する基本的な考え方は変わらない。WTI原油は2月も強気シナリオの範囲内で推移するだろう。レンジ下限が51.20ドルであり、これ以下の水準は想定していない。安値はすぐに拾うようにしたい。年末に向けて75ドルを試す動きになると考えている。原油も長期的な視点でポートフォリオに入れておくべき対象である。

【WTI原油価格:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ47.00ドル~80.35ドル(17年末70.35ドル)/弱気シナリオ34.25ドル~63.40ドル(17年末38.25ドル)

【WTI原油価格:2月の想定レンジ】
強気シナリオ51.20ドル~59.55ドル/弱気シナリオ48.05ドル~55.70ドル

◇グローバルマクロ戦略について

本メルマガでご紹介する投資戦略は、ヘッジファンド業界では「グローバルマクロ戦略」のカテゴリーに属します。
これは、世界のヘッジファンドのもっとも得意とする手法で、いわゆるヘッジファンド運用の「王道」です。
この戦略では、あらゆる市場に目を配り、投資機会を探しながら収益の獲得を狙います。
市場価格の上昇・下落に関係なく、価格の変動が見込まれれば、それにベットする(賭ける)戦略です。
ボラティリティが高いほど収益が見込まれますので、投資機会があれば果敢に攻めます。

世界情勢が不透明な中、為替や株式、金利、コモディティなど主要市場の価格変動は一段と大きくなっています。
そのため、それぞれの市場の予測がきわめて困難になっています。

このような市場環境では、マクロ的な見地からより幅広い市場で運用を行う「グローバルマクロ戦略」が有利です。
もちろん、個々の市場でも十分に戦えるように、具体的な取引タイミングも示していく所存です。

「ヘッジファンド戦略の王道」である「グローバルマクロ戦略」で、共に市場で戦いましょう。

◆お知らせ
日経225オプションのトレード戦略に関するメルマガを配信しております。
「江守哲の225オプション リアルトレーディング」です。
 ご興味のある方は、ぜひご購読ください。
http://fx-on.com/email/detail/?id=8592


*セミナー予定

2月16日(木)サンワード貿易さまセミナー(東京)
http://www.sunward-t.co.jp/seminar/2017/02/16/

2月18日(土)第一商品さまセミナー(東京)
http://www.dai-ichi.co.jp/seminar/detail.asp?id=3413

2月25日(土)プレミア証券さまセミナー(高崎)
http://seminar.premiere-sec.co.jp/event/20170225_takasaki/

3月11日(土)投資戦略フェア(東京)
https://www.tradersshop.com/topics/expo2017/index.html

3月14日(火)サンワード貿易さまセミナー(東京)

3月18日(土)マネックス証券さまセミナー(名古屋)

3月28日(火)日本個人投資家協会セミナー(東京)

3月29日(水)外為どっとコムさまセミナー(東京)


(上記以外にも、個別セミナーも実施しております。ご興味がある方はお問い合わせください。)

*テレビ出演予定

2月23日(木)10:45~11:00ストックボイスTV「東京マーケットワイド」(東京MXTV)
http://www.stockvoice.jp/

*ラジオ出演予定

2月16日(木)15:10~16:00 ラジオNIKKEI「ザ・マネー~マーケットプレミア」(プレミア証券さま提供)
http://market.radionikkei.jp/premiere/

2月24日(金)16:00~16:20 ラジオNIKKEI「GO!GO! ジャングル・マーケット」(ゴゴジャンさま提供)
http://market.radionikkei.jp/gogo/

3月17日(金)21:30~22:00 ラジオNIKKEI「夜トレ!」(FXプライムbyGMOさま提供)
http://market.radionikkei.jp/yorutore/


*定期寄稿スケジュール

「東洋経済オンライン」(毎週木曜日)
 http://toyokeizai.net/

「マネックスメール」(第1・第3金曜日)
 http://lounge.monex.co.jp/pro/special1/

「マネックス証券 為替展望レポート」

「マネックス証券 マネックスゴールドレポート」
サンプル4
【2月15日のトレード戦略】ドル円はピーク目前
配信日:2017年02月15日 08時22分
おはようございます。
本日もよろしくお願いいたします。

〔EQUITY MARKET〕
米国株は続伸。主要3指数が過去最高値を更新。米長期金利の上昇を背景に金融株が買われた。トランプ政権の政策への期待が継続した一方で、ダウ平均が前日まで3日連続で過去最高値を更新してきたことから利益確定の売りも出た。その後、イエレンFRB議長が議会上院で証言し、早ければ3月のFOMCで利上げに踏み切る可能性を示唆したことで、早期利上げ観測が高まり、10年債利回りが上昇。利ざや拡大が見込まれる金融株が買われたことで、ダウ平均が押し上げられた。イエレン議長は15日に議会下院で証言する予定。15日には1月の米CPIと小売売上高も控えている。世界的にCPIが市場の想定以上のペースで上昇しており、市場予想を上回る強い数字となれば、利上げの織り込みが一段と進む可能性がある。ただし、CPIが急速に上昇する可能性については、すでに解説していた通りであり、市場の読みが甘いことがうかがえる。市場関係者からは、「早期利上げ観測の高まりは株式市場にとっては短期的にはネガティブだが、減税期待に買い支えられ、底堅い動きとなる」との楽観的な声が聴かれる。しかし、米穀の多国籍企業にとって、問題は金利上昇ではなくドル高である。ドルが上がりすぎると収益が圧迫される。トランプ政権はドル安を志向することで、この問題は最終的には解決されるだろう。この日は、アップルが1.3%高となり、前日に続いて終値ベースの過去最高値を更新。またゴールドマン・サックスも1.3%高となり、過去最高値を更新した。金融株に再び勢いが戻っている。

イエレンFRB議長は上院銀行委員会で半期の金融政策報告について証言した。利上げについては、「今後の金融政策会合で金利の一段の調整が適切か判断する」とし、3月の次回会合での決定も排除しない考えを示した。トランプ政権発足後、イエレン議長が議会証言するのは初めて。議長は政権の財政政策などについて、景気見通しに影響を与える不確実性の一つとし、推移を見極めるとした。また、米国経済は今後も緩やかに拡大すると予想し、利上げを徐々に進めるのが適切と指摘。その上で、「対応に遅れれば、急激な金利引き上げに迫られ、金融不安定化や景気後退を招く恐れがあり、待ち過ぎるのは賢明ではない」と強調した。トランプ政権の政策については、「個別の税制などへの見解は述べない」としながらも、「生産性の向上や長期的な経済成長を支えることが重要」との認識を示した。また財政の健全性維持も要望した。米国経済について、「労働市場は回復が続き、賃金も上昇している」と分析。そのうえで、「物価上昇率は徐々に目標の2%に向かう」との見通しを示した。また企業の景況感も「過去数カ月で大幅に改善した」とした。その一方で、「海外経済の弱さやドル高が製造業の重石になっている」と指摘。さらに「企業の設備投資は弱く、労働市場もマイノリティーの失業率は依然として極めて高い」と懸念を示した。イエレン議長は、トランプ大統領の選挙戦中に利上げを意図的に遅らせていると酷評された経緯があるため、利上げを急ぐ姿勢を示すことで対抗心を示そうとしている可能性がある。イエレン議長は基本的にはハト派であり、株価重視の姿勢を貫いてきた。しかし、現状を考慮すれば、タカ派的にならざるを得ないというのが本音であろう。しかし、共和党政権下では基本的には利上げあるいは引締め方針が主流であり、今後はイエレン議長の意図とは関係なく、着々と利上げが進んでいくことになろう。

1月の米卸売物価指数(PPI)は前月比0.6%上昇。エネルギーと食品を除いたコア指数は0.4%上昇だった。前年同月比では全体が1.6%上昇、コアは1.2%上昇だった。エネルギーは4.7%上昇で、このうちガソリンは12.9%上昇した。

米国債は利回りが急上昇。イエレンFRB議長が利上げを待ち過ぎるのは賢明でないという認識を示したことで、予想よりタカ派色の濃い内容との受け止めが広がった。10年債利回りは2.47%となり、一時 2.50%まで上昇した。しかし、すぐに金利が上昇する場面でもないだろう。市場も金利上昇に確信が持てていないもようである。市場での3月利上げ確率は前日の13%から18%、6月利上げ確率は65%から71%にそれぞれ上昇したが、全く高まっていない。現状では3月利上げは市場にとってサプライズとなり、株価下落を招くことになり、FRBも強引な利上げは避けるだろう。ユーロ圏市場ではドイツ国債利回りが上昇。1週間ぶり水準をつけた。イエレン議長の議会証言での利上げに関する発言が材料視されたようだ。ドイツ10年債利回りは当初やや低下したが、その後は約4BP上昇し、0.38%となった。フランス国債利回りは大統領選をめぐる不透明感が根強いことから上昇した。一方、イタリアのレンツィ前首相は国政選挙の実施を控え、自身が率いる与党・民主党(DP)の党首選実施を要求している。レンツィ氏は昨年12月の国民投票で、推進していた改憲案が否決されたことを受けて首相を辞任した。イタリア10年債利回りは小幅上昇して2.24%となっている。ユーロ圏については、政治面での不透明感が強く、各国の利回りに差が出やすい地合いにある。ただし、基本的にはユーロ圏の国債は買いづらく、これはドイツも同じである。結果的に安全で利回りが高い米国債に買いが集中することで、米国債利回りが上昇しづらくなる可能性が高いといえ、これがドル高を抑制することになりそうである。

ドイツの昨年第4四半期のGDP速報値は前期比0.4%増だったが、市場予想の0.5%に届かなかった。ドイツの欧州経済調査研究所(ZEW)が発表した2月の景気期待指数は前月比6.2ポイント低下の10.4だった。ユーロ圏の景気期待指数は前月比6.1ポイント低下の17.1。現況指数はドイツが0.9ポイント低下の76.4、ユーロ圏が3.2ポイント上昇の2.8だった。

【米国株のトレード戦略】
ダウ平均、S&P500、ナスダック指数はロングを継続。引き続き高原状態であり、割高感はあるものの、上昇基調が続いていることから投資判断は変更しない。この高値を買うのは通常は困難だが、株価が上昇しているうちは、その流れに参加するのが賢明である。また、今後も押し目を拾う前提で上値を追う方針は変わらない。結局のところ、株式運用は米国を中心に行うのが賢明である。物価上昇率を考慮しても、米国に圧倒的な優位性があることはデータで示されている。米国株を長期的に見ながら押し目を拾っていくのが株式投資の王道ということになる。

【ダウ平均株価:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ18690ドル~23680ドル(17年末22870ドル)/弱気シナリオ15650ドル~20670ドル(17年末17850ドル)

【ダウ平均株価:2月の想定レンジ】
強気シナリオ19720ドル~20900ドル/弱気シナリオ18530ドル~19800ドル

【米国債トレード戦略】
見送り。

【日本株の市況解説・分析】
日本株は急落した。目立った理由は見当たらなかった、ドル円の上昇が鈍かったことなどが挙げられる。企業業績は軒並み堅調だが、やはり為替相場の変動が気になるのだろう。トランプ氏の不規則発言への警戒が根強いようだが、気にしても仕方がないだろう。今日はドル円が114円台に入っており、さすがに買われるだろう。しかし、それでも不安感が強いようだと、上値も限定的にならざるを得ない。日経平均が19500円を維持できないようだと、なかなか上にはいかないだろう。シカゴ市場でもこの水準を超えていないため、戻り一巡後は上値が重くなる可能性がある。重くなっていることも、輸出企業を買いづらくしている可能性がある。日経平均採用銘柄のEPSは1234円に小幅低下。PERも低下しており、市場の期待感は高まっていない。いずれにしても、ドル円が115円を超えるのは至難の業であり、今後の日経平均の上昇には企業の収益力の上昇以外にない。無論、ドル円が110円を下回れば、EPSの上昇は期待しづらくなる。このように考えると、15年6月に付けた高値を明確に超えるのはかなり難しいとの結論になる。上昇した場合でも、今年の弱気シナリオのレンジ上限である20790円前後にとどまり、21000円超えにならずに調整すると考えるのが妥当なのかもしれない。

【日経平均先物のトレード戦略】
ロングを継続。ただし、上値はそれほど見ているわけではなく、警戒しながらのロングである。日米の経済問題に関する議論はこれから本格化するのだろうが、その中で為替問題や貿易問題が日本にとって厳しい方向になる可能性はゼロではない。一方、財務長官候補だったムニューチン氏が議会に承認された。今後は日本との調整が始まることになる。いずれにしても、まずは2月の弱気シナリオのレンジ上限である19915円を超えるかを確認したい。これを超えると、強気シナリオのレンジ上限である20135円を試すだろう。今月の上昇余地はここまでとなる可能性が高いだろう。ロングは維持するが、あまり高値を望まない方針で臨みたい。

【日経平均株価:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ17640円~24150円(17年末23020円)/弱気シナリオ14260円~20790円(17年末15620円)

【日経平均株価:2月の想定レンジ】
強気シナリオ18660円~20260円/弱気シナリオ18155円~19810円

〔CURRENCY MARKET〕
ドル円は上昇。イエレンFRB議長による追加利上げに前向きな発言をきっかけにドル買いが進み、ドル円は114円台に入った。トランプ大統領の最側近の一人であるフリン大統領補佐官の辞任を受けて、リスク回避的な円買い・ドル売りが先行し、ドル円は一時113.21円まで上昇した。しかし、イエレンFRB議長が上院銀行委員会での証言で、3月利上げの可能性を排除しない考えを示したことをきっかけに流れは反転した。早期利上げ観測が再燃する中、米長期金利の上昇もドルの買い戻しを促した。ドル円は一時114.50円まで上昇したが、ここには重要なチャートポイントが控えていたこともあり、この水準では打たれている。しかし、イエレン議長の発言にかかわらず、最終的な金融政策はFOMCで決定される。これまでのイエレン議長の発言があまりあてにならないことは、昨年に確認済みである。ただし、今年は共和党政権になったことから、基本的には利上げ方向がより強まりやすいだろう。ただし、トランプ政権が掲げる財政出動は将来的にはドル安を招くことを念頭に入れておく必要がある。また、ムニューチン氏が財務長官に就任した。同氏がドル高論者という報道が多くみられるが、それは明らかに勘違いであろう。トランプ氏、国家経済会議(NEC)のコーン委員長、そしてムニューチン氏はいずれも本心はドル安志向である。ドル安にしない限り、米国はやっていけないことは明白である。マスコミの目を引きやすい報道には注意すべきであろう。一方、ユーロドルは下落。ギリシャ金融支援を巡る協議やフランス大統領選の行方に対する不透明感から売られている。欧州通貨は買いづらいが、基本的にはドル安に向かうことを考慮すれば、あまりに悲観的になるのもリスクである。

【通貨トレード戦略】
ドル円はロングを利益確定としたい。重要なポイントである114.40円前後まで上昇したため、これ以上の高値は望まない。むしろ、買われすぎ感が強まっており、113.50円を割り込むと今度は下落リスクが急速に高まろう。112円を割り込むと下落基調入りが確定すると考えている。いずれそうなるだろう。113.50円割れで打診売り、112円割れで本玉の売り、といった形になろう。
ユーロ円は短期のロングを維持。こちらはもう少し引っ張りたい。ただし、121.30円前後まで戻りでは利益確定を行う。
ユーロドルは見送り。売られすぎの領域にあり、1.06ドルを回復すると大きく戻す可能性がある。その場合には、ロングを検討したい。
ポンド円は見送り。142.70円を超えると147円半ばまでの上昇もあり得るだろうが、すでに買われすぎであり、その可能性は低いと考えている。142円割れとなれば、そこから売っていくことを考えたい。
ポンドドルは見送り。ただし、下落リスクが高まっているように感じられる。1.2420ドルを割り込むと下げが大きくなりそうである。ただし、1.2550ドルを超えると基調が一気に強気になるだろう。どちらかに抜けるのを待つのが賢明である。
豪ドル円はロングを継続。買われすぎだが、高値を更新しており、ポジションを維持する方針としたい。
豪ドル/米ドルはロングを継続。0.7770ドル前後で利益確定としたい。いったん利益確定としてもよいだろう。ただし、0.7600ドルを維持していれば、基調継続と判断したい。
南アランド/円はロングが8.6円で利益確定となった。やや買われすぎであり、次のトレンドを待ちたい。

【ドル円:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ112.35円~131.90円(17年末128.50円)/弱気シナリオ101.70円~122.45円(17年末105.65円)

【ドル円:2月の想定レンジ】
強気シナリオ117.15円~122.10円/弱気シナリオ112.85円~118.25円

【ユーロ円:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ115.85円~136.55円(17年末133.70円)/弱気シナリオ104.50円~127.60円(17年末109.60円)

【ユーロ円:2月の想定レンジ】
強気シナリオ120.80円~126.75円/弱気シナリオ116.85円~122.05円

【ユーロドル:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ1.0110ドル~1.1820ドル(17年末1.1550ドル)/弱気シナリオ0.9210ドル~1.0920ドル(17年末0.9730ドル)

【ユーロドル:2月の想定レンジ】
強気シナリオ1.0355ドル~1.0730ドル/弱気シナリオ1.0040ドル~1.0490ドル

〔COMMODITY MARKET〕
【貴金属市場の市況解説・分析】
金相場は上昇。トランプ政権のフリン大統領補佐官が、政権発足前に対ロシア制裁に関し、駐米ロシア大使と協議したとして辞任した。これが懸念材料となり、株安・金上昇となった。株価が下落したことやドル安になったことで、金相場は当初は上昇したが、イエレンFRB議長が議会証言で、次回金融政策会合での利上げを示唆し、ドル高が進んだことで高値から大きく下落した。イエレン議長の発言は予想よりもタカ派的だった。ただし、トランプ政権の下で経済政策には大きな不確実性があるとしており、3月利上げは見送られるだろう。イエレン議長は3月の利上げ観測を高めようとしたのかもしれないが、市場における利上げ観測は全く高まっていない。株価のことを考慮すれば、性急な利上げが行われる可能性は低く、金相場にはそれほど大きな材料にはならないだろう。今後も米国の利上げ観測に左右されることになろうが、基本的に米国がドル安を志向することを考慮すれば、金相場の大幅な下落を想定する必要はないだろう。一方、株高などから銀が相対的に堅調に推移している点にも注目しておきたい。

【貴金属のトレード戦略】
金、銀、プラチナ、パラジウムはロングを継続。ただし、金は1247ドルにあるレジスタンスで見事に打たれており、まさに想定通りの展開である。ただし、1216ドルにあるサポートを維持できれば、中期的な上昇基調は維持されよう。ここで下げ止まれば、格好の押し目買いのタイミングになる。2月の強気シナリオのレンジ上限が1230ドルであり、目先の高値は付けた可能性があり、今月はあまり高値を望まないほうが良い。1245ドルを明確に上抜けるのは、株価が調整する4月ごろになる可能性があろう。プラチナは指摘していた995ドルで見事にサポートされる展開であり、押し目買いのタイミングであろう。1020ドルを超えるにはもう少し時間が必要であろう。ただし、売る必要はない。貴金属は調整場面でも基本的には手放さず、押し目を拾うのが賢明である。貴金属は長期的に上昇するとみており、保有しながら株式の購入あるいは株価の上昇に併せて買い増すのが賢明である。原油とともに投資対象全体の中心に据え、押し目は確実に拾うようにしたい。

【金価格:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ1087ドル~1430ドル(17年末1330ドル)/弱気シナリオ1002ドル~1222ドル(17年末1059ドル)

【金価格:2月の想定レンジ】
強気シナリオ1140ドル~1230ドル/弱気シナリオ1110ドル~1180ドル

【非鉄市場の市況解説・分析】
非鉄相場はまちまち。アルミは一時1900ドルを超えるなど強い動きである。また銅は高値更新を狙ったが、チリ・エスコンディダ銅山の労組とBHPビリトンの折衝が再開されるとの噂で売りが出た。またドル高も圧迫要因になった。ただし、6000ドルの節目を維持しており、基調は強い。一方、中国の1月のCPIが前年同月比2.5%上昇し、14年5月以来の高い伸びとなった。また卸売物価指数(PPI)も6.9%上昇となっており、国内の過剰生産能力の削減を受けて、石炭や鉄鋼製品が大幅に値上がりしたことが背景にある。中国では住宅バブルを抑制するため、金融政策が引き締め気味になってきており、今後の物価動向次第ではその傾向がさらに強まる可能性が指摘されている。一方、ニッケルは10650ドルの上値を超えた。これで上昇しやすくなったといえる。亜鉛は銅と同様の動きで、高値から下げているが2900ドルを維持した。鉛も高値から下げているが、上昇基調は維持している。

【非鉄のトレード戦略】
アルミ、銅、ニッケル、亜鉛、鉛はロングを継続。繰り返しだが、非鉄についても長期的には2020年までの有望銘柄と考えている。銅が6000ドルを超えたため、非鉄銘柄は全般的に強い地合いに移行したと考えている。とにかく、長期的に見ておくことが肝要である。需給改善を背景に、いずれ大相場が到来するだろう。少額でもよいので銅を中心にポートフォリオの中に入れておきたい。ただし、銅の2月の強気シナリオのレンジ上限が6025ドルであり、一定の高値水準を付けた可能性がある。

【銅価格:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ5190ドル~8050ドル(17年末7520ドル)/弱気シナリオ4340ドル~6065ドル(17年末4670ドル)

【銅価格:2月の想定レンジ】
強気シナリオ5435ドル~6025ドル/弱気シナリオ5345ドル~5805ドル

【エネルギー市場の市況解説・分析】
原油は小幅反発。市場では、OPECの減産をあまり材料視せず、むしろ将来の米シェールオイルの供給増の可能性を嫌気しているといえる。OPEC加盟・非加盟国の減産への取り組みは本気であり、1月は実績が出た。まさに見通し通りであり、市場関係者の見込み違いだったことが確認された。しかし、これらの多くが米国のシェールオイル増産を念頭に弱気なスタンスを崩していない。昨年以降の米国内のシェールオイル生産量は6.5%増の日量898万バレルと、昨年4月以来の高水準にある。また3月は5カ月ぶりの高水準となる487万バレルになるとみられている。これを受けて、アナリスト筋は弱気な見方を崩していない。一方、トレンドを重視する投機筋は上昇基調に乗る形でロングを維持している。これらから、相場は狭いレンジでスタックしているが、大方の市場参加者の見方が甘かったことがいずれ明白になるだろう。米石油協会(API)が公表した3日までの週の米国内の原油在庫は前週比990万バレル増、オクラホマ州クッシングの原油在庫は130万バレル減だった。ガソリン在庫は71万7000バレル増、ディスティレート在庫は150万バレル増だった。このように、米国内の材料は確かに弱い。しかし、OPEC加盟・非加盟国の減産でブレント原油は相対的に堅調さを維持するだろう。結果的に、ブレント原油とWTI原油のスプレッドが拡大し、油種間の需給の違いが反映される形になろう。WTI原油だけをみていると、市場の動向を見誤ることになる。

【エネルギーのトレード戦略】
WTI原油・ブレント原油はロングを継続。NYMEXガソリン・NYMEXヒーティングオイルはロングを維持。天然ガスは見送り。基本は原油中心のトレードでよい。石油市場に対する基本的な考え方は変わらない。WTI原油は2月も強気シナリオの範囲内で推移するだろう。レンジ下限が51.20ドルであり、これ以下の水準は想定していない。安値はすぐに拾うようにしたい。現状の水準でもよいだろう。早ければ、今月中にも60ドルを試す場面が見られ、年末に向けて75ドルを試す動きになると考えている。原油も長期的な視点でポートフォリオに入れておくべき対象である。

【WTI原油価格:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ47.00ドル~80.35ドル(17年末70.35ドル)/弱気シナリオ34.25ドル~63.40ドル(17年末38.25ドル)

【WTI原油価格:2月の想定レンジ】
強気シナリオ51.20ドル~59.55ドル/弱気シナリオ48.05ドル~55.70ドル

◇グローバルマクロ戦略について

本メルマガでご紹介する投資戦略は、ヘッジファンド業界では「グローバルマクロ戦略」のカテゴリーに属します。
これは、世界のヘッジファンドのもっとも得意とする手法で、いわゆるヘッジファンド運用の「王道」です。
この戦略では、あらゆる市場に目を配り、投資機会を探しながら収益の獲得を狙います。
市場価格の上昇・下落に関係なく、価格の変動が見込まれれば、それにベットする(賭ける)戦略です。
ボラティリティが高いほど収益が見込まれますので、投資機会があれば果敢に攻めます。

世界情勢が不透明な中、為替や株式、金利、コモディティなど主要市場の価格変動は一段と大きくなっています。
そのため、それぞれの市場の予測がきわめて困難になっています。

このような市場環境では、マクロ的な見地からより幅広い市場で運用を行う「グローバルマクロ戦略」が有利です。
もちろん、個々の市場でも十分に戦えるように、具体的な取引タイミングも示していく所存です。

「ヘッジファンド戦略の王道」である「グローバルマクロ戦略」で、共に市場で戦いましょう。

◆お知らせ
日経225オプションのトレード戦略に関するメルマガを配信しております。
「江守哲の225オプション リアルトレーディング」です。
 ご興味のある方は、ぜひご購読ください。
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*セミナー予定

2月16日(木)サンワード貿易さまセミナー(東京)

2月18日(土)第一商品さまセミナー(東京)

2月25日(土)プレミア証券さまセミナー(高崎)
http://seminar.premiere-sec.co.jp/event/20170225_takasaki/

(上記以外にも、個別セミナーも実施しております。ご興味がある方はお問い合わせください。)

*テレビ出演予定

2月23日(木)10:45~11:00ストックボイスTV「東京マーケットワイド」(東京MXTV)
http://www.stockvoice.jp/

*ラジオ出演予定

2月16日(木)15:10~16:00 ラジオNIKKEI「ザ・マネー~マーケットプレミア」(プレミア証券さま提供)
http://market.radionikkei.jp/premiere/

2月24日(金)16:00~16:20 ラジオNIKKEI「GO!GO! ジャングル・マーケット」(ゴゴジャンさま提供)
http://market.radionikkei.jp/gogo/


*定期寄稿スケジュール

「東洋経済オンライン」(毎週木曜日)
 http://toyokeizai.net/

「マネックスメール」(第1・第3金曜日)
 http://lounge.monex.co.jp/pro/special1/

「マネックス証券 為替展望レポート」

「マネックス証券 マネックスゴールドレポート」
サンプル5
【2月14日のトレード戦略】米国株に投資しているか?
配信日:2017年02月14日 08時23分
おはようございます。
本日もよろしくお願いいたします。

本日は「ゴゴジャン マーケットストラテジー」に出演します。
原油市場について解説します。時間は12:00~12:20です。
ぜひご視聴ください。http://www.stockvoice.jp/

〔EQUITY MARKET〕
米国株はトランプ政権の大型減税措置などへの期待感を背景に続伸。ダウ平均、S&P500、ナスダック指数の主要株価③指数はそろって過去最高値を更新した。トランプ大統領が税制に関して、2~3週間以内に「驚くような発表をする」と表明したことで、選挙戦から公約に掲げていた大型減税の具体案が示されるとの期待感から株価は上昇基調を強めている。経済政策で恩恵が期待できる金融や建設関連銘柄などが買い進まれたほか、アップルも上昇したことで株価指数が押し上げられた。またS&P500の時価総額が初めて20兆ドルの大台を突破した。まさに典型的な「トランプラリー」となっており、株高基調が続けば個人消費の拡大も期待できることから、持続的な景気拡大につながる可能性もある。月内にも一般教書演説が行われ、そこで市場の想定以上の政策が打ち出されれば、そこでさらに株価の上昇に拍車がかかる可能性も十分にある。

米国債は利回りが上昇。株高で安全資産とされる国債の投資妙味が薄れている。市場では、今週行なわれるイエレンFRB議長の議会証言に注目しているようである。イエレンFRB議長は14日に上院銀行委員会、15日には下院金融サービス委員会で金融政策に関し半期に一度の証言を行う予定。しかし、新しい内容が示されることは想定しづらく、特段の材料にはならないだろう。10年債利回りは2.43%と、前週末の2.41%から上昇したが、1月の米雇用統計で賃金の伸びが鈍ったことから、3月の利上げ観測は後退している。市場における3月利上げ確率は18%でしかない。ただし、米大統領選挙中にトランプ氏に叩かれたイエレン議長が、トランプ氏への当てつけとして何らかのタカ派発言を行う可能性も否定できない。イエレン議長は金融規制の緩和に反対している、トランプ氏の政策の方向性は反対である。市場の混乱を嫌うイエレン議長が、自身の感情を証言鋳込めるのかに注目している。一方、フィッシャーFRB副議長は、「トランプ政権の財政政策についてはかなりの不確実性が存在する」との認識を示している・その一方で、「FRBは完全雇用と物価安定という責務達成を忠実に目指していく」としている。ユーロ圏債券市場では、入札が底堅い内容となったことから、当初売られていたイタリア国債が持ち直した。一方で、レンツィ前首相が民主党(PD)の党首選実施を求めたことで政局をめぐる不透明感が強まっており、回復余地は限られた。イタリア10年債利回りは4BP低下の2.22%。一方、ユーロ圏では年初から政治をめぐる不確実性の高まりが債券利回りの押し上げ要因となっている。この日はイタリア改憲の是非を問う国民投票の否決を受けて辞任したレンツィ前首相が、総選挙前に民主党の党首選実施を求めたことが不安視されている。またフランス大統領選は最大の不透明要因である。さらに、最近はギリシャ支援問題が再燃している。この日のギリシャ2年債利回りは小幅上昇だった。国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は、「対ギリシャ支援協議で合意に向け最善を尽くしているが、基本原則を曲げてギリシャに特別な条件を提示することはできない」とし、ギリシャを特別扱いしないことを言明している。IMFはこれまで、ギリシャに所得税や年金制度で長期改革の実施を求める一方、公的債権者はギリシャ債務を軽減するため元本削減(ヘアカット)に応じる必要があるとの考えを示してきた。ヘアカットにはドイツなどが強く反対している。一方、欧州委員会のドンブロウスキス副委員長は、「ギリシャは次回融資の獲得に必要な経済改革を進めているが、改革審査を完了する上で、IMFが経済見通しに悲観的に過ぎることが障害となっている」との考えを示している。

【米国株のトレード戦略】
ダウ平均、S&P500、ナスダック指数はロングを継続。引き続き高原状態であり、割高感はあるものの、上昇基調が続いていることから、投資判断に変更はない。企業業績の改善が株高を吸収する動きにあるといえる。トランプ政権への期待も根強い。トレンドに変化が見られるまでは、戦略は継続とする。また、今後も押し目を拾う前提で上値を追うことにしたい。繰り返しだが、米国株は長期的に見ていく必要がある。

【ダウ平均株価:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ18690ドル~23680ドル(17年末22870ドル)/弱気シナリオ15650ドル~20670ドル(17年末17850ドル)

【ダウ平均株価:2月の想定レンジ】
強気シナリオ19720ドル~20900ドル/弱気シナリオ18530ドル~19800ドル

【米国債トレード戦略】
見送り。

【日本株の市況解説・分析】
日本株は上昇したが、日経平均は場中に付けた19500円を維持できず、むしろ上値の重さが感じられた。先週末に大きく城主したことも影響したのだろう。シカゴ市場ではほとんど上昇しておらず、米国株の強さと比較すると弱い動きにさえ見える。トランプ政権への期待がある一方で、政策の不透明感やトランプ大統領の不規則発言への警戒もあるのだろう。またドル円の上値が重くなっていることも、輸出企業を買いづらくしている可能性がある。日経平均採用銘柄のEPSは1236円に小幅上昇。企業業績の改善傾向は続いている。こうなると、あとはドル円が円高に振れないことが重要になってくる。しかし、115円を超えるのは至難の業であり、PERが上昇するのは難しいだろう。結局はEPSが相当上がらない限り、株価は上昇できないことになる。しかし、ドル円が110円を下回れば、EPSの上昇もおぼつかない。PERが17倍まで買われれば日経平均は21000円まで買われてもよいことになるが、ここまでの期待感が高まるとは考えづらい。米国株高をしり目に、日本株は堅調さを維持したとしても、上値をどんどん買いあがる動きにはなりづらいだろう。
【日経平均先物のトレード戦略】
ロングを継続。日米首脳会談で日米の強固な同盟関係が確認されたことから、当面問題はないだろう。ただし、経済問題はこれから本格的に議論される。さらに為替問題については、まだムニューチン氏が財務長官に承認されておらず、少し先送りされる可能性がある。トランプ大統領からはすぐにドル円への言及が出てこない可能性があり、これが当面の日本株を支えるだろう。まずが2月の弱気シナリオのレンジ上限である19915円を超えるかを確認したい。これを超えると、強気シナリオのレンジ上限である20135円を試すだろう。今月の上昇余地はここまでとなる可能性もある。ロングは維持するが、あまり高値を望まない方針で臨みたい。

【日経平均株価:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ17640円~24150円(17年末23020円)/弱気シナリオ14260円~20790円(17年末15620円)

【日経平均株価:2月の想定レンジ】
強気シナリオ18660円~20260円/弱気シナリオ18155円~19810円

〔CURRENCY MARKET〕
ドル円は上昇。113円台後半に下落した。米国の主要株価指数が軒並み過去最高値を更新するなど、世界的に株高となる中、 投資家のリスク選好意欲が高まっており、相対的に安全資産とされる円には売り圧力がかかった。また米長期金利が上昇したことも日米金利差の観点から円売り・ドル買いの流れを後押ししたもよう。ただし、この日は米国の主要経済指標の発表がなかったことから、新規の手掛かり材料不足となり、動きづらい展開だった。14・15日にはイエレンFRB議長による議会証言が予定されていることから、発言内容を見極めたいとの思惑から積極的な商いが手控えられたといえる。一方、ユーロドルが1.06ドルを割り込むなど、欧州通貨は弱い。米国での減税で企業の利益や投資が増加するとの期待感がドル買いを誘う一方、欧州での政治リスクがユーロ売りにつながっている面があろう。トランプ大統領は前週、「税に関して目を見張るような発表を行う」と税制改革に取り組む考えを表明しており、これが株高・ドル高につながっている面がある。保護貿易主義への懸念が後退し、成長促進策に関心が移っているようである。一方、14・15日のイエレンFRB議長の議会証言では、明確な方向性は示されない見通しである。市場では年内利上げは2回と見込まれているが、FRB当局者からはより積極的な利上げに傾いていることを示唆する発言も出ている。ただし、トランプ政権の方向性が見えない中で、積極的な利上げは実施しづらい。そのため、3月の利上げは見送られる公算が大きい。またトランプ政権が掲げる財政出動は、長期的にはドル安につながることを念頭に入れておく必要がある。

【通貨トレード戦略】
ドル円は超短期でロング。ただし、114.40円前後で利益確定を行いたい。上値は114.80円までであろう。日米首脳会談では為替に関する具体的な言及はなく、トランプ大統領からすぐに円安けん制発言が出るとも思えない。とはいえ、理論値からすれば118円を超える可能性はほとんどないといってよい。そろそろ戻りいっぱいとなり、再び下押し圧力が掛かることになりそうである。基本的な考え方はショートであることを肝に銘じておきたい。
ユーロ円も短期でのロング。121.35円まで戻りで利益確定を行いたい。
ユーロドルはショートを利益確定としたい。売られすぎであることと、チャートポイントの1.06ドルまで下げたこともあり、いったん利益確定として反発を待ちたい。
ポンド円はロングを利益確定とする。142.65円を超えると147円半ばまでの上昇が想定されるが、まずはそのような動きになるかを見極めたい。
ポンドドルは見送り。方向性を見極めたい。1.2430ドルと12550ドルのレンジであり、これを抜けた方に付くのが賢明である。
豪ドル円はロングを継続。ただし、やや買われすぎになっており、目先は上値が重くなる可能性がある。ただし、86.20円を維持していれば、基調は維持されていると判断する。
豪ドル/米ドルはロングを継続。0.7770ドルで利益確定としたい。0.76ドルを維持していれば、基調継続と判断したい。
南アランド/円はロングを維持。中期的なトレンドは維持されている。8.6円前後で利益確定としたい。

【ドル円:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ112.35円~131.90円(17年末128.50円)/弱気シナリオ101.70円~122.45円(17年末105.65円)

【ドル円:2月の想定レンジ】
強気シナリオ117.15円~122.10円/弱気シナリオ112.85円~118.25円

【ユーロ円:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ115.85円~136.55円(17年末133.70円)/弱気シナリオ104.50円~127.60円(17年末109.60円)

【ユーロ円:2月の想定レンジ】
強気シナリオ120.80円~126.75円/弱気シナリオ116.85円~122.05円

【ユーロドル:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ1.0110ドル~1.1820ドル(17年末1.1550ドル)/弱気シナリオ0.9210ドル~1.0920ドル(17年末0.9730ドル)

【ユーロドル:2月の想定レンジ】
強気シナリオ1.0355ドル~1.0730ドル/弱気シナリオ1.0040ドル~1.0490ドル

〔COMMODITY MARKET〕
【貴金属市場の市況解説・分析】
金相場は下落。ドル高や株高といった金にとってネガティブな材料がそろったことが背景にある。また最近の上昇で買われすぎ感も強まっており、目先はむしろ調整があった方が健全である。一方で米国や欧州の政治・経済的な不透明感に残ることから、安全資産としての買いが下値を支える構図は長期的に変わらないだろう。また、トランプ政権が掲げる政策自体が小ラインドル安を誘発することになるため、これもドル建て金価格を支えるといえる。短期的にみれば、目先はチャートポイント上限まで上昇してきたこともあり、調整が入るのがむしろ自然である。一方、欧州では3月末のオランダから始まる各国の国政選挙が政治的見通しを不透明にしている。4月にはフランス大統領選の第1回投票が実施されるが、極右政党・国民戦線(FN)のルペ ン党首が勝利する可能性が大きな不透明感をもたらしている。一般論として、ルペン氏が大統領になる可能性は低いとみられているが、昨年の英国のEU離脱やトランプ氏の米大統領選の勝利など、不測の事態が起きる可能性は十分にある。このような状況もあり、不透明な政治要因が金相場を支える構図は当面続くものと思われる。特にルペン氏はユーロ圏離脱に加え、EU離脱の是非を問う国民投票の実施を公約に掲げているだけに、EU分裂リスクが市場を不安定にさせることから、金市場の関心は高まらざるを得ないだろう。

【貴金属のトレード戦略】
金、銀、プラチナ、パラジウムはロングを継続。ただし、金は1247ドルにあるレジスタンスで見事に打たれており、まさに想定通りの展開である。ただし、1216ドルにあるサポートを維持することで、中期的な上昇基調は維持されるだろう。ここで下げ止まれば、格好の押し目買いのタイミングになる。2月の強気シナリオのレンジ上限が1230ドルであり、目先の高値は付けた可能性があり、今月はあまり高値を望まないほうが良い。1245ドルを明確に上抜けるのは、株価が調整する4月ごろになる可能性があろう。プラチナは指摘していた995ドルで見事にサポートされた。ここを割り込まなければ、押し目買いになる。1020ドルを超えるには、金価格が1245ドルを超えるのを待つ必要があろう。貴金属は調整場面でも基本的には手放したくない。貴金属は長期的に上昇するとみており、保有しながら株式の購入に併せて買い続けるのが賢明である。原油とともに投資対象全体の中心に据え、押し目は確実に拾うようにしたい。

【金価格:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ1087ドル~1430ドル(17年末1330ドル)/弱気シナリオ1002ドル~1222ドル(17年末1059ドル)

【金価格:2月の想定レンジ】
強気シナリオ1140ドル~1230ドル/弱気シナリオ1110ドル~1180ドル

【非鉄市場の市況解説・分析】
非鉄相場はアルミと鉛が反落したが、銅が急伸。一時6204ドルまで上昇した。引き続き供給面の問題に注目が集まっている。チリ・エスコンディダ鉱山でスト問題の解決に日数がかかるようだと、さらに上昇する可能性がある。一方、中国の経済成長やインフラ投資なども非鉄相場の堅調さを後押ししている。またインドネシアのグラスバーグ鉱山で、フリーポート・インドネシアによる銅精鉱の輸出停止が続いていることも供給懸念につながっているようである。ニッケルも直近高値を更新しており、基調は強い。ただし、この日は価格が高値を付けた後は下げており、目先の高値を付けた可能性も指摘できる。長期的な上昇見通しは不変だが、調整を繰り返しながら、最終的には需給がさらに逼迫する2020年に向けて相当高い水準にまで値を上げていくだろう。

【非鉄のトレード戦略】
アルミ、銅、ニッケル、亜鉛、鉛はロングを継続。繰り返しだが、非鉄についても長期的には2020年までの有望銘柄と考えている。銅が6000ドルを超えたため、非鉄銘柄は全般的に強い地合いに移行したと考えている。とにかく、長期的に見ておくことが肝要である。需給改善を背景に、いずれ大相場が到来するだろう。少額でもよいので銅を中心にポートフォリオの中に入れておきたい。ただし、銅の2月の強気シナリオのレンジ上限が6025ドルであり、一定の高値水準を付けた可能性がある。

【銅価格:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ5190ドル~8050ドル(17年末7520ドル)/弱気シナリオ4340ドル~6065ドル(17年末4670ドル)

【銅価格:2月の想定レンジ】
強気シナリオ5435ドル~6025ドル/弱気シナリオ5345ドル~5805ドル

【エネルギー市場の市況解説・分析】
原油は反落。ドル高が重石となった。また米国の生産増の可能性を嫌気した売りが上値を抑えたもよう。OPECが月報で、減産が順調に進んでいることを示したが、この日の市場では反応がなかった。これは非常にサプライズである。ドル高が今は嫌気されているようだが、トランプ政権が掲げる政策がドル安を招くことから、将来的には原油相場にはポジティブに作用することになろう。OPECはこの日、加盟・非加盟国の協調減産後初めての月報を発表。サウジが1月に大幅な減産を実施し、OPECの1月の減産履行率は93%に達した。1月の加盟国の産油量は前月比日量89万0200バレル減の3213万9000バレルとなった。この結果、昨年11月30日の総会で決めた上限目標の3250万バレルを下回った。サウジが49万6200バレル減の994万6000バレルと、1000万バレルの大台を下回った。同国の上限は1005万8000バレルであり、これも大きく下回っている。イラクは16万5700バレル減の447万6000バレル、アラブ首長国連邦(UAE)は15万9300バレル減の293万1000バレルだった。減産を免除されたイランは5万0200バレル増の377万5000バレルだったが、上限の379万7000バレルを下回っている。 1月の世界の産油量は129万バレル減の9582万バレルで、OPECのシェアは0.5%低下の33.5%だった。このペースで減産が進むと、OECD加盟国の石油在庫は6月末には18%程度減少する計算になる。これだけの在庫調整が見えている中で、原油価格が依然として現在のような水準で推移していることは、将来の価格上昇を想定しているものからすれば、最大のバーゲンハンティングのチャンスであるといえるだろう。クウェートのマールゾウク石油相は、「現在の原油価格は適正であり、OPEC加盟国と非加盟国による減産合意がさらに達成されることにより上昇する見通しだ」としている。一方市場では、米国内の石油リグ稼働数が圧迫要因になっているとの認識のようである。リグ稼働数の増加がシェールオイルの生産回復につながると考えているようである。3月の米シェールオイル生産高の増加率は5カ月ぶりの大きさとなる見通しだが、増やせば原油価格が上がらなくなり、採算が取れなくなるだけである。米国の石油会社に学習効果があるのか、試されることになる。多くの石油会社が50ドルではやっていけないことから、今の水準自体が超割安であることを理解することが肝要である。

【エネルギーのトレード戦略】
WTI原油・ブレント原油はロングを継続。NYMEXガソリン・NYMEXヒーティングオイルはロングを維持。天然ガスは見送り。基本は原油中心のトレードでよい。石油市場に対する基本的な考え方は変わらない。WTI原油は2月も強気シナリオの範囲内で推移するだろう。レンジ下限が51.20ドルであり、これ以下の水準は想定していない。安値はすぐに拾うようにしたい。現状の水準でもよいだろう。早ければ、今月中にも60ドルを試す場面が見られ、年末に向けて75ドルを試す動きになると考えている。原油も長期的な視点でポートフォリオに入れておくべき対象である。

【WTI原油価格:2017年の想定レンジ】
強気シナリオ47.00ドル~80.35ドル(17年末70.35ドル)/弱気シナリオ34.25ドル~63.40ドル(17年末38.25ドル)

【WTI原油価格:2月の想定レンジ】
強気シナリオ51.20ドル~59.55ドル/弱気シナリオ48.05ドル~55.70ドル

◇グローバルマクロ戦略について

本メルマガでご紹介する投資戦略は、ヘッジファンド業界では「グローバルマクロ戦略」のカテゴリーに属します。
これは、世界のヘッジファンドのもっとも得意とする手法で、いわゆるヘッジファンド運用の「王道」です。
この戦略では、あらゆる市場に目を配り、投資機会を探しながら収益の獲得を狙います。
市場価格の上昇・下落に関係なく、価格の変動が見込まれれば、それにベットする(賭ける)戦略です。
ボラティリティが高いほど収益が見込まれますので、投資機会があれば果敢に攻めます。

世界情勢が不透明な中、為替や株式、金利、コモディティなど主要市場の価格変動は一段と大きくなっています。
そのため、それぞれの市場の予測がきわめて困難になっています。

このような市場環境では、マクロ的な見地からより幅広い市場で運用を行う「グローバルマクロ戦略」が有利です。
もちろん、個々の市場でも十分に戦えるように、具体的な取引タイミングも示していく所存です。

「ヘッジファンド戦略の王道」である「グローバルマクロ戦略」で、共に市場で戦いましょう。

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 ご興味のある方は、ぜひご購読ください。
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*セミナー予定

2月16日(木)サンワード貿易さまセミナー(東京)

2月18日(土)第一商品さまセミナー(東京)

2月25日(土)プレミア証券さまセミナー(高崎)
http://seminar.premiere-sec.co.jp/event/20170225_takasaki/

(上記以外にも、個別セミナーも実施しております。ご興味がある方はお問い合わせください。)

*テレビ出演予定

2月14日(火)12:00~12:20ストックボイスTV「ゴゴジャン マーケットストラテジー」
http://www.stockvoice.jp/

2月23日(木)10:45~11:00ストックボイスTV「東京マーケットワイド」(東京MXTV)
http://www.stockvoice.jp/

*ラジオ出演予定

2月16日(木)15:10~16:00 ラジオNIKKEI「ザ・マネー~マーケットプレミア」(プレミア証券さま提供)
http://market.radionikkei.jp/premiere/

2月24日(金)16:00~16:20 ラジオNIKKEI「GO!GO! ジャングル・マーケット」(ゴゴジャンさま提供)
http://market.radionikkei.jp/gogo/


*定期寄稿スケジュール

「東洋経済オンライン」(毎週木曜日)
 http://toyokeizai.net/

「マネックスメール」(第1・第3金曜日)
 http://lounge.monex.co.jp/pro/special1/

「マネックス証券 為替展望レポート」

「マネックス証券 マネックスゴールドレポート」
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